| 2006/11/15(Wed) 19:06:50 編集(投稿者)
以下の回答は、さくらさんの意に沿わないかもしれません。そのことをご了解のうえ、寛容な気持ちをもってお読みいただければ幸いです。
まず、確かに矯正医の説明は少な過ぎるのかもしれません。それでも、<帰宅途中自分の口の中を見て愕然>、<今までと違うワイヤーが入っていたから>というさくらさんの反応に、逆に戸惑ってしまう矯正医は少なからずいるだろう、という気がします。 この質問コーナーには、矯正医が説明してくれないという投稿は結構あります。そのため矯正医との意思の疎通がはかれず悩まれているのですが、その大方は、患者さん側が治療の進み具合がおかしい(不測の事態が生じている疑いがある)と感じ、質問するのに明解な答が返ってこない、というケースです。これは困ったことで、回答としてセカンドオピニオンなり、ときには転院を勧めることもあります。 それに比べて、さくらさんの場合は、治療ステップに沿ってごく当たり前の処置を進めているだけで、このように、<今までと違うワイヤーが入った>ことに愕然として問合せが来る、ということはあまり経験しません。 矯正医のほとんどは大学の医局を経験して開業しますので、その修業期間中に、初診時、診断時、装置装着時、ステップの大きく変る時、治療を終了する時等々、いつ何をどう説明するかは身に染みて分かっているものです。説明の仕方には個人差がありますので、くどく感ずる説明もあればアッサリした説明の場合もあるかと思いますが、伝えるべきことは伝えているはずで、そうでなければ、その医院にはすでに多くのクレームが来ていて、それなりの悪評判が広がっているでしょう。 さくらさんが、矯正治療の開始までの間に、矯正に対してどこまで学習し、理解して臨まれたか分かりませんが、たとえば「今日は少し太いワイヤに代わります」という一言は矯正医側にあっていいかと思いますが、それに対して「それは何のためにですか」という質問が毎回繰り返されるとすれば、矯正医としては、いい加減「信用して任せていただけませんか」という気持ちにもなるかと思います。
さくらさんが外科矯正を決断し、不安の中で何とか悔いのない矯正を、と望む気持ちが分からないではありません。それでも<ワイヤーの種類が変わる事に関して、何も説明がなかったのでビックリ>したとしても、これが、<これはどのような治療の為でしょう?>と<すぐに矯正歯科に電話>しなければならないほどの緊急事態でしょうか。次の診療の時に聞いたのではダメなのでしょうか。何か間違ったのではないか、と心配なのでしょうか。矯正医側が<信用されていない>と思うのはさもありなん、という気がします。
もし、さくらさんが転院をされるとしても、そのことに矯正医が文句をつけることはないと思いますし、仕事は仕事ですから手続きもキチンと手配するはずです。ただ、次の矯正医はさくらさんが期待するような説明をするかどうか、そこは疑問です。 さくらさんに「何も質問するな」といっているわけではありません。ただ、<大人の対応>というのが、もう少しあってもいいのでないかと第三者としては思うのです。
回答が遅れて申し訳ありませんでした。さくらさんの今後の治療がスムースに行くよう祈っています。
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