| こんにちは.晝間康明@ひるま矯正歯科です. 早速ですが質問にお答え致します.
>娘の歯は正面から見るとそれほどでこぼこしていないのですが、横から見たとしたら、前歯と奥歯の間が空洞(噛み合っていない)の状態です。
この様な状態は側方歯群の開咬(ラテラルオープンバイト)であると予想します. 叢生は,殆ど無いのであれば乳歯を残しての矯正治療も考えられるでしょう.
>次回の診察までに決めることになりましたが、主治医も「いつ抜けるか心配であればいっそ抜いてしまいますか?その方がかみ合わせはがっちりしますが。」と言っていました。
症例によっては抜歯を伴う矯正治療を行なう事でオープンバイトが改善しますので,お嬢様の症例も同様の症例のため矯正歯科担当医は上記のような提案をしたかと思われます.
その他にもスクリュータイプのインプラントアンカーを勧めたり,これまでの治療方針に対する説明の内容から考えても矯正歯科担当医は充分な経験を持たれ患者さんの利益を最優先に考える歯科医師であろうと感じます. 乳歯は30歳くらいまで持つ事もありますが20歳前に歯根が吸収してしまう事も少なくありません.したがって,その矯正歯科担当医が抜歯を勧めるのであれば,抜歯が適当ではないかと考えます.
特にお母様が歯や噛み合せで辛い経験をされており,お嬢様を同じような状況にさせないためにも噛み合せを良くしておいて人工物(インプラント)や歯を削らない事はお嬢様の歯を長持ちさせるために大変有利です.
以上,参考になれば幸いです.
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