| よしださんには気の毒ないい方ですが、美容整形の生々しい経緯に背筋の凍る思いがします。矯正歯科の適応症を、美容整形にいくとどうなるかの典型的な例といえるかもしれません。この美容整形の考え方には、医療人としての＜治療＞という概念がみられないのが残念です。
よしださんは、これ以上不可逆的な処置（削る被せるなど元に戻れない処置）は避けるべきでしょう。人種的に日本人には歯が大きい人が大勢いて、それが原因で八重歯や口元の出る不正咬合が多いので抜歯矯正の割合が高いわけですが、不正咬合が改善されれば、歯が大きくても審美的には通常何ら問題はないものです。
歯は、口の中に出ている部分（歯冠部）と骨の中にある部分（歯根部）の大きさに相対的なバランスが保たれており、歯冠部の幅を削って狭くすると、骨の中で隣同士の歯根が近づき過ぎ、歯根間に必要な骨が介在できなくなって、結果的に歯の寿命を縮めることになります。また、歯を削れば、通常はそれを閉じる分だけ口元は引っ込みます。歯を小さくすることに意義はありません、自然のままが一番です。
＜一般歯科に複数相談に行き＞とありますが、矯正歯科には相談されないのでしょうか。専門的な資料がないので分かりませんが、隙間は奥歯を前方に移動して閉じる、という案はどこからも出ないのでしょうか。それが可能かどうか分かりませんが、よしださんは、投稿の中にある方針のいずれもデメリットが大きいことを理解し、焦って不可逆的処置を行なうことのないよう、慎重に対応されることをアドバイスします。
今しばらくはこれ以上何もしない、という選択肢もあっていいかと思います。
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悩んでいます
/ よしだ (07/03/17(Sat) 17:59) #2774 
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