| yoko さんは<12年くらい前に‥25歳から約5年間ほど>ということは、現在25歳プラス12ぐらいの年齢ということでしょうか。縷々書かれている内容から、口の中は色々複雑のようで、紙上相談だけでは治療上のコメントまではできませんが、一点、右上2番が欠損(抜歯済み)の状態で<矯正開始時に抜歯はしませんでした>という大学の治療方針は、結局どのような仕上げになったのか、そこに要点があるように思います。 現在の治療方針が<右下1番の抜歯>というのは、欠損している右上2番と歯数を合わせる意味で、変則的ではありますが理に合った方法といえるかと思います。右側の咬み合わせを作るのがむずかしいのと、微妙に正中が右にズレるかと思いますが、早くに右上2番が欠損しているかぎり、どこかに無理が生ずるのはやむを得ません。 ご質問が<担当医(院長)の対応に疑問が生じて>とありますが、yokoさんの心配は、 ・一般歯科医で矯正をしていること ・下顎のみの部分矯正であること の2点だけと読みとれます。しかし、yokoさんのこれまでの長い歯科治療の経緯を考えると、今の口の中は矯正歯科のみで対応できる状態ではありません。ここは一般歯科医が主治医となって治療計画を立て、矯正治療はその前準備的処置として存在する程度と考えるべきだと思います。 上記2点以外の点では十分納得されている先生であれば、このままで心配することはないように思います。また、すでに右下1番抜歯という方針で矯正が始まっている今の時点で、新たな転医はかえって混乱(トラブル)を招く恐れもあります。 yokoさんは、(これまでの医療側の責任もあって)潜在的に歯科全般にかなり不信感をお持ちであるのが分かりますが、疑問や不安な点はキチンと質(ただ)すとして、ともあれここは先生を信頼して、このまま治療を続けられるのがベターな選択かと思います。
|