| 金田様 晝間康明です.海外研修に参加していたためご連絡が遅れて申し訳ありません. 早速ですが、ご質問にお答えします.
ご子息のケースは現時点で上下顎骨の骨格的なズレが無く,顎骨と歯のサイズの不調和も無く叢生のリスクも低い上顎左側中切歯の反対咬合症例ですので、床矯正などの取り外し式の矯正装置でも治療は可能であると思われます.ただし,将来的に問題が発生した場合には床矯正で対応する事が困難となる場合もある症例です.もし、受診される歯科医院が床矯正歯科しか出来ず通常の矯正歯科治療が出来ないのであれば、将来的に矯正歯科へ転医となる可能性があり、その際に新たな費用が発生します.したがって,現在受診されようとしている歯科医院で通常の矯正歯科治療も可能か、転医する場合の費用などを十分に確認してから決定される事をお勧めします.
また、当院は床矯正について潜在的な問題が多くある治療法と捉えていますので、その点も考慮してこの回答を参考にして下さい. この質問コーナーで 「検索」から「床矯正」で検索すると20件ヒットし、先代の院長からの回答が閲覧できますのでお時間があれば参考になさって下さい.
取り急ぎお返事とさせて頂きますが御不明な点があればお気軽にお尋ね下さい
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