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Nomal 1期治療について /yuki (08/03/09(Sun) 17:51) #3461
Nomal Re[1]: 1期治療について /晝間@ひるま矯正歯科 (08/03/12(Wed) 12:10) #3462
  └Nomal Re[2]: 1期治療について /yuki (08/03/14(Fri) 02:32) #3463
    └Nomal 解決済みです /yuki (08/03/14(Fri) 02:35) #3464 解決済み!


親投稿 / ▼[ 3462 ]
■3461 / 親階層)  1期治療について
□投稿者/ yuki -(2008/03/09(Sun) 17:51:57)
    9歳子供が受け口なので、矯正を検討中です。

    今まで数件の矯正歯科で相談しましたが、治療に踏み切れずにいます。

    相談した中で、唯一ひとり、矯正治療は永久歯になってからでも良いという歯科医がいました。正直その意見を聞いてほっとしたのでした。

    矯正時期については、一般的には1期治療(混合歯列期)をすすめる意見がほとんどで、そのメリットばかりが強調されているので、親として焦ってしまいます。

    ここで先生に質問です。

    Q1.1期治療が、将来的な2期治療や最終的な歯並びに良い影響を与えるかどうかを予測するのは、視診で(初診相談で)ある程度可能でしょうか。

    Q2.1期治療にもデメリットがあることを説明せず、
    誰にでも早期治療を進める歯科医は避けたいと思いますが、
    このような歯科医を見分けるためには、例えばどのように質問すればよいでしょうか。

    以上、よろしくお願いします。

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■3462 / 1階層)  Re[1]: 1期治療について
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2008/03/12(Wed) 12:10:30)
http://www.hiruma.or.jp
     yukiさんにはメールセミナーのアンケートにお答えいただき、誠にありがとうございました。ご指摘の点はホームページ更新時の参考にさせていただきます。なお、メールセミナーをはじめ当院ホームページの企画、作成、運営等はすべて副院長が担当し、この質問コーナーの回答のみ私・院長が担当しているため、回答の内容に齟齬や違和感を感ずる向きもあるかと思います。また、ご質問への回答書きは、恐らく投稿される方が想像される以上に時間を費やすもので、個人が特定される特別なケースを除いて、一般的なご質問は過去ログとして他の方々にも参考にしていただく意味も含めて、メールではなくこの質問コーナーへの投稿をお願いしております。
     ということで、 yukiさんには少なくとも直近の過去ログ2つ(下記)に目を通してください。
    1)3459 / 小児矯正
    http://www.hiruma.or.jp/cgi-bin/treebbs/cbbs.cgi?mode=all&namber=3459&type=0&space=0&no=0
    2)3450 / 成人矯正の是非および治療方法について
    http://www.hiruma.or.jp/cgi-bin/treebbs/cbbs.cgi?mode=all&namber=3450&type=0&space=0&no=0

     以下、回答です。
     与えられた矯正情報は<9歳、受け口>だけで、詳しいことは皆目分かりませんが、一般にこの年齢での受け口(前歯部反対咬合)は、大体のケースが1期治療の対象といえます。当院HPの<子供の矯正ナビゲーター>にある症例1がその典型といえるでしょう。
     http://www.hiruma.or.jp/html/navi/child_navi_02.htm
     Q1、Q2とも回答の書き方が非常にむずかしいご質問で、まずQ1の<予測は初診相談である程度可能か>の<ある程度>が問題です。9歳の子供の20歳時の身長を予測するむずかしさに似ていますが、ケースによっては良くも悪くも<ある程度>予測がつくものもあります。それでも、医療は常に<やってみなければ分からない>部分を持っていますので、3歳時に反対咬合で来院された子が、初診相談時ですでに外科矯正以外なしと判断して、20歳で外科手術を行なったケースもある一方、1期治療で必要十分と判断して矯正に入ったケースが、思春期に想定外の発育をして外科矯正に移行したケースもあります。この種のケースには、説明が十分なされていれば何らのトラブルにもなりませんが、yukiさんがこの結果をもって診療過誤(医療ミス)というとすれば、経験の長い矯正医の大半は診療過誤だらけといえるかもしれません。
     下に過去ログを一つ引用しておきますが、yukiさんには、納得された矯正医で資料を採って話を聞くのが、無駄なようでありながら一番無難な選択のように思います。そのうえで、1期治療を受けるか受けないかはyukiさんの価値観次第です。
    http://www.hiruma.or.jp/cgi-bin/treebbs/cbbs.cgi?mode=all&namber=1591&space=0&type=0&no=0
     なお、先に成人矯正についての過去ログを挙げたのは、それが結果的に良いことになるのか悪いことになるかは(無責任ながら)分かりませんが、成人した本人の意思で初めて矯正を始める人が今は少くなくない、という意味で提示したもので、小児期とは自ずと治療方針は変りますが、それ相応の結果は得られます。つまり、1期治療を逃したら後が無いというわけではありませんが、<治療方針は変るだろうこと>と、<それ相応の結果>をどう考えるかが問題かと思います。
     
     Q2については、特別な質問方法が思いつきませんが、受け口といってもその様態はさまざまで、対応(治療)もまた様々ですから一概には言えないまでも、お子様のケースは大方の矯正医が1期治療を勧めて当然のケースかと思います。それを踏まえて質問するとすれば、仮に1期治療をしなかった場合のデメリットと、そのようなケース(やっておけば良かったケース)の実際例を見せてもらい、納得のいく説明を受けることでしょうか。ただ、自分でこのように書きながら、実際そう質問されたら適切な症例が出せるだろうかと、自問自答しています。
    とくにQ2については、質問内容と回答にズレ(矛盾)があるのを承知で、これを回答とさせていただきます。
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■3463 / 2階層)  Re[2]: 1期治療について
□投稿者/ yuki -(2008/03/14(Fri) 02:32:42)
    晝間先生、このように丁寧なご回答をいただき、感謝感激です。
    ありがとうございました。

    回答が困難な質問をしてしまってすいません。

    >一般にこの年齢での受け口(前歯部反対咬合)は、大体のケースが1期治療の対象といえます。

    やはりそうなのですね。

    1期治療が、最終的な歯並びに良い影響を与えるかどうかを予測することについて、

    >ケースによっては良くも悪くも<ある程度>予測がつくものもあります。それでも、医療は常に<やってみなければ分からない>部分を持っていますので

    想定外の発育によって、予測が外れることもあるのですね。

    >納得された矯正医で資料を採って話を聞くのが、無駄なようでありながら一番無難な選択のように思います。

    まず詳しい資料がないと先へ進まないということは分ります。
    ただ『納得のいく矯正医』がまだ決まっていないので、それが決まれば
    検査を受けて話を聞こうと思います。

    矯正時期についての迷いが吹っ切れました。
    先生の貴重なお時間を私のために割いていただき、感謝しております。
    どうもありがとうございました。

    ひるま矯正歯科の益々のご発展を祈っております。




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▲[ 3463 ] / 返信無し
■3464 / 3階層)  解決済みです
□投稿者/ yuki -(2008/03/14(Fri) 02:35:25)
    すいません、解決済みのチェックを忘れてしまいました。
解決済み!
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