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Nomal 矯正と補綴処理の連携について /パンク (06/11/23(Thu) 13:24) #2507
Nomal Re[1]: 矯正と補綴処理の連携について /晝間@ひるま矯正歯科 (06/11/24(Fri) 21:41) #2513
  └Nomal Re[2]: 矯正と補綴処理の連携について /パンク (06/11/25(Sat) 01:14) #2514
    └Nomal Re[3]: 矯正と補綴処理の連携について /晝間@ひるま矯正歯科 (06/11/25(Sat) 18:27) #2516
      └Nomal Re[4]: 矯正と補綴処理の連携について /パンク (06/11/25(Sat) 21:25) #2517 解決済み!


親投稿 / ▼[ 2513 ]
■2507 / 親階層)  矯正と補綴処理の連携について
□投稿者/ パンク -(2006/11/23(Thu) 13:24:48)
    こんにちは。
    矯正中(2年)なのですが、いつまでたっても噛み合わせが低く
    前歯の噛み込みが深い状態です。(4o強)
    前歯の圧下処理をしているのですが、なかなか上手くいきません。
    またこれ以上、奥歯を挺出すると歯がむき出しになるので
    今で限界といわれました。
    とすると、奥歯を補綴処理によって高くすればよいと思うのですが
    矯正歯科は連携をとってくれるものなのでしょうか?
    こちらから働きかけないと、なにも答えてくれない矯正医なので
    どうすればよいのか迷っています。
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■2513 / 1階層)  Re[1]: 矯正と補綴処理の連携について
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2006/11/24(Fri) 21:41:03)
http://www.hiruma.or.jp
     上顎と下顎はクサビ状(V字を横にして、開いている方が前歯部で閉じている方が奥歯)という説明は分かりますか。咬み合わせが深過ぎる状態(過蓋咬合)というのは、このクサビの開き方が狭いということで、本来は挺出した前歯部を圧下してクサビを広げるようにして、咬み合わせを浅くする理屈です。
     奥歯を挺出させることも理屈には合っていますが、上下の歯がぶつかりあっているため容易なことではありません。しからば<奥歯を補綴処理によって高くすれば>という意見ですが、急激に高さを変えれば、その歯以外の前方の歯がすべて咬まなくなってしまい、奥歯だけで無理して咬めば恐らく急性の顎関節症を起こすでしょう。ということで、折角のパンクさんのアイデアですが、現実的ではありません。
     パンクさんの不正咬合の詳細は分かりませんが、過蓋咬合は通常上顎前突(出っ歯)の一型で、前方に突出する分が下に覆いかぶさって咬み合わせが深くなるものです。正常な前歯は、上下でそれなりにぶつかって挺出してきませんが、上顎前突ですとストップがなく挺出して過蓋咬合になります。
     パンクさんのオーバーバイト(咬み合わせの深さ)が浅くならない一因は、上下歯列の<上顎前突の関係>が改善されていないことにあるように思います。
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▲[ 2513 ] / ▼[ 2516 ]
■2514 / 2階層)  Re[2]: 矯正と補綴処理の連携について
□投稿者/ パンク -(2006/11/25(Sat) 01:14:20)
    お返事ありがとうございます。

    > 奥歯だけで無理して咬めば恐らく急性の顎関節症を起こすでしょう。

    これは恐いですね。補綴はやめおくことにします、、

    > 正常な前歯は、上下でそれなりにぶつかって挺出してきませんが、

    前歯がぶつかって挺出しないというと、
    切端咬合のようなイメージが浮かぶのですが、
    正常な前歯の咬合関係は2ミリくらい被さるのが普通ですよね
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▲[ 2514 ] / ▼[ 2517 ]
■2516 / 3階層)  Re[3]: 矯正と補綴処理の連携について
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2006/11/25(Sat) 18:27:03)
http://www.hiruma.or.jp
     すでにご存知かと思いますが、前歯部の被蓋(ひがい)については下記サイトから、
    http://plus.e-kyousei.tv/html/shiru.htm
    4)前歯の状態について
    (オーバージェット/overjetとオーバーバイト/overbite)
     を参考にしてください。

     歯列とは歯を放物線状に連ねたものですから、その大きさは歯の幅径の総和になりますが、上下歯列の大きさ(上下比)は大雑把に10:8ぐらいが標準ですので、その差分だけ上顎の歯が外側(前歯部では上の歯が前方)に出る道理です。
     上下歯列の大きさの比率が正常で、上下顎の前後的関係が正常であれば、前歯部の被蓋は図のようになって挺出が制御されます。ちなみに切端咬合というのは、上下顎の前後的関係が下顎前突(アングルIII級)の関係にあるときにそうなりますので、一般的に切端咬合とは下顎前突の一種です。
     逆に、上下顎の前後的関係が上顎前突の関係にあれば、上顎前歯は下顎前歯から大きく離れますので、オーバージェットが大きくなりますが、口唇圧が強ければ、前突できず下に向かうのでオーバーバイトが深くなるわけです。
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▲[ 2516 ] / 返信無し
■2517 / 4階層)  Re[4]: 矯正と補綴処理の連携について
□投稿者/ パンク -(2006/11/25(Sat) 21:25:36)
    大変よく分かりました。
    ありがとうございました。
解決済み!
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