| <左上6番を抜歯して7番と親知らずを前に移動させる>という方針を提示した矯正医は、正式な資料を採って分析したうえで述べた方針でしょうか。6番抜歯7,8番の代用というのは、矯正治療では比較的よくとられる対処法ですが、それができるかどうかにはいくつかの条件があります。 ケースバイケースの条件ですので一つ一つ挙げることはできませんが、担当の矯正医は、にんじんさんの資料をよく検討した結果、その方法がふさわしくない根拠を見出したのかもしれません。 しかし、この対処法が可能で将来的にも好ましいことであれば、すでに矯正は始まっていますが今から変更することは十分可能です。それがたとえ他院による示唆であったとしても、その可能性を改めて検討してもらうこと、そしてその是非(メリットとデメリット)を説明してもらうことは、何ら失礼ではなく患者さんの持つ権利でもあります。 にんじんさんの年齢やレントゲン像など資料がなくて分かりませんが、矯正後に6番抜歯、そこに8番の移植という可能性もなくはありません。色々な選択肢を考え、最善の選択をして納得のいく治療結果を得なければ、我慢した矯正生活に悔いを残すことになります。ここは蛮勇(?)を奮って先生にキチンと質(ただ)してみてください。
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