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Nomal No Title /涼菜 (05/10/15(Sat) 15:20) #1668
Nomal Re[1]: 外科矯正による再治療 /晝間@ひるま矯正歯科 (05/10/15(Sat) 17:00) #1670
  └Nomal Re[2]: 外科矯正による再治療 /涼菜 (05/10/16(Sun) 00:37) #1672
    └Nomal Re[3]: 術前矯正 /晝間@ひるま矯正歯科 (05/10/16(Sun) 20:47) #1674
      └Nomal Re[4]: 術前矯正 /涼菜 (05/10/16(Sun) 23:09) #1675
        └Nomal Re[5]: 術前矯正 オーバージェット /晝間@ひるま矯正歯科 (05/10/17(Mon) 15:39) #1677
          └Nomal Re[6]: 術前矯正 オーバージェット /涼菜 (05/10/17(Mon) 17:24) #1678
            └Nomal Re[7]: 術前矯正 オーバージェット /晝間@ひるま矯正歯科 (05/10/18(Tue) 18:00) #1682
              └Nomal Re[8]: /涼菜 (05/10/19(Wed) 05:35) #1687
                └Nomal Re[9]: /晝間@ひるま矯正歯科 (05/10/19(Wed) 14:43) #1690
                  └Nomal Re[10] /涼菜 (05/10/20(Thu) 15:41) #1693


親投稿 / ▼[ 1670 ]
■1668 / 親階層)  NO TITLE
□投稿者/ 涼菜 -(2005/10/15(Sat) 15:20:17)
    はじめまして。現在、22歳で顎変形症に悩んでいます。
    元々は受け口だったため17〜20歳まで矯正をしていました。
    矯正を始める際に、下顎のズレも治療してほしいとお願いしたのですが、
    「誰でも多少のズレはあるから気にしない方がいいですよ」
    と言われ、3年かけて受け口のみ治療しました。
    その後、保定期間に入り、顎変形症は本当に治らないのかな…
    と諦めきれず、他の矯正歯科に相談し外科矯正のことを知りました。
    今は外科矯正の方法で治療していきたいと考えているのですが、
    医院選びに悩んでいたり、治療についてもっと詳しく知りたいという状況です。
    …長々とすみません。
    やっと質問なのですが、医院選びについて教えて頂きたいです。
    今まで(矯正)歯科での治療を考えてきたのですが、
    形成外科で外科矯正をするという方法もあるのでしょうか?
    形成外科へは一度も行ったことがないのですが、
    手術だけでなく矯正治療もして頂けるのでしょうか?
    どうぞ宜しくお願い致します。
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■1670 / 1階層)  Re[1]: 外科矯正による再治療
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2005/10/15(Sat) 17:00:10)
http://www.hiruma.or.jp
     形成外科は手術だけをする所で、いわゆる矯正治療(顎変形症の場合の術前矯正と術後矯正)は、まず絶対的にしないでしょう。涼菜さんが、はじめに形成外科に行きたいという理由は分かりませんが、顎変形症における矯正歯科と(口腔、形成)外科は互いに連携医院の関係にあり、矯正の領域を矯正歯科が、手術の領域を外科が担う形で治療を連携するのが本来の姿です。
     顎変形症の患者さん(たとえば涼菜さん)が、初診で形成外科に行って外科矯正の適応と診断されると、その外科医から(連携している)矯正歯科を紹介されることになります。どうしてもこの(形成)外科医に手術をお願いしたいという場合には、この手順でもいいかと思いますが、一般的には、まず矯正歯科に受診し、そこから連携した外科が紹介されるのが順序です。そして、これが一番トラブルの少ない順序ともいえます。

     涼菜さんのように、以前、顎変形症の受け口を矯正したものの、顔貌に不満が残って外科矯正による再治療を求めた投稿がいくつかありました。その一つを下に挙げておきますので参考にしてください。
    http://www.e-kyousei.com/cgi-bin/qanda_bbs/tachikawa-shi/cf.cgi?mode=all&namber=1656&rev=0
     涼菜さんは、その他にも色々分からない点があるようですが、具体的に挙げてお尋ねいただければ、内容に沿って分かる範囲でお答えいたします。
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■1672 / 2階層)  Re[2]: 外科矯正による再治療
□投稿者/ 涼菜 -(2005/10/16(Sun) 00:37:31)
    早速のお返事ありがとうございます。
    悩んでいたり、わからなかった事がひとつでも解決すると本当に嬉しいです。
    再治療を求めた投稿も参考になりました。

    そして、形成外科についてよくわかりました。
    相談に行った矯正歯科での治療を考えていきたいと思っています。

    再治療の術前矯正では元の受け口の状態になる様ですが、
    私は受け口といっても上の歯より前には出ておらず、
    上下の歯がちょうど同じくらいの程度だったのですが、
    術前矯正では、この状態より更に受け口になってしまう事はあるのでしょうか?

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■1674 / 3階層)  Re[3]: 術前矯正
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2005/10/16(Sun) 20:47:32)
http://www.hiruma.or.jp 
     <上下の歯がちょうど同じくらい>という状態を切端咬合といいますが、矯正的には下顎前突と同義で、むしろ治療のむずかしいケースと考えられています。
     それはともかくとして、この状態で外科矯正の手術をしたら、下顎はほんの2,3mmぐらいしか後退できません(それ以上後退させると、咬み合せは出っ歯になってしまうからです)。それでは顔貌の審美的な変化はまったく期待できず、手術の意味がなくなります。
     そのため、術前矯正では、できるだけ受け口の咬み合せ状態に仕上げる必要があります。つまり、手術による下顎の後退量を大きくするためです。審美的には辛い時期ですが、好ましい顔貌を得るために我慢していただくしかありません。
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■1675 / 4階層)  Re[4]: 術前矯正
□投稿者/ 涼菜 -(2005/10/16(Sun) 23:09:53)
    ご回答ありがとうございます。
    …やはり我慢するしかないのですね。

    ただ、少し理解しづらい部分があります。
    できるだけ受け口にすれば大きく後退できるのは確かですが、
    それは余分に前に出した分であって、切端咬合の状態から
    後ろに下げる分は結局2,3mmになってしまわないのでしょうか?

    …すみません。
    何か全然わかってないな(u_u。)と自分でも感じているのですが…
    宜しくお願いします。





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■1677 / 5階層)  Re[5]: 術前矯正 オーバージェット
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2005/10/17(Mon) 15:39:54)
http://www.hiruma.or.jp
     まず、説明にオーバージェットという専門用語を使いますので、下記のサイトのコンテンツ「歯科知識」から、その4)を見て用語の意味を理解しておいてください(参考のためにその他の所もご覧ください)。
    http://plus.e-kyousei.tv/

     説明を理解するために、歯(歯列、咬み合わせ)と顎を分けて考えてください。受け口を大きくするというのは、上顎の歯を後ろに、下顎の歯を前に動かすわけですが、その際、土台になっている顎は動きません。変化するのは顎に乗った歯の部分(歯列:放物線状の歯の並び)だけです。
     たとえば、上下歯列の前後的な差(オーバージェット)が、術前矯正によって±Omm(切端咬合)からー7mmになれば、正常なオーバージェット値+2,3mmにするためには、下顎を約10mm後退させることができますが、オーバージェットが±Omm(切端咬合)のままだと、下顎は2,3mmしか後退させることができないことになります。
     術前矯正で<余分に前に出した分>というのは、歯の部分であって、歯をその状態のままにして、余分に前に出した分を含めて、顎を後退させることでオーバージェットを改善するので、顎の後退量が大きくなって、その分審美的にも良好な結果を得ることができるのです。
     以上の説明でお分かりいただけるでしょうか。そのうえで、下記URLの手術のアニメーションを見ながら、オーバージェットの量を頭の中で色々変えて、考えてみてください。
    http://www.hiruma.or.jp/html/gaku_02.htm
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■1678 / 6階層)  Re[6]: 術前矯正 オーバージェット
□投稿者/ 涼菜 -(2005/10/17(Mon) 17:24:28)
    先生、ご丁寧に説明下さいましてありがとうございますm(._.)m
    なぜできるだけ受け口にしないといけないのかよくわかりました。
    でも、できるだけとは切端咬合の人の場合、平均何mm位なのでしょうか?

    そして顎変形症の治療例の二つ目と三つ目についてなのですが…
    【二つ目】オトガイ部はどのくらいあると長いと判断されるのでしょうか?
    【三つ目】上顎骨が後方に位置している場合、見た目でもわかるのでしょうか?
         
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■1682 / 7階層)  Re[7]: 術前矯正 オーバージェット
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2005/10/18(Tue) 18:00:51)
http://www.hiruma.or.jp
     <切端咬合の人の場合、平均何mm位なのでしょうか?>
     すべてはケースバイケースですので、切端咬合に限らずどのくらいのマイナス・オーバージェットになるか、という平均はありません。むしろ通常は、どのくらいのオーバージェットにできるか、という見方をするものだと思います。
     <オトガイ部はどのくらいあると長いと判断されるのでしょうか?>
     数値があるようでないのが実情で、感覚的なものと思った方がいいでしょう。たとえば、あの子は目が大きいといった場合、数値ではなく相対的なものではないでしょうか。それと同じようなものです。
     <上顎骨が後方に位置している場合、見た目でもわかるのでしょうか?。>
     基本的にはセファロ(頭部X線規格写真)がないと分からない、といえますが、鼻の下の凹み、言うところの「中込の顔」というのが、大体それといえるかと思います。
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▲[ 1682 ] / ▼[ 1690 ]
■1687 / 8階層)  Re[8]:
□投稿者/ 涼菜 -(2005/10/19(Wed) 05:35:03)
    いつもお返事ありがとうございます。
    今日はまず、抜歯についてお伺いしたいです。
    前の矯正を始める前に「下の歯のアーチが上に比べて大きい」という理由で、
    下左右の第一小臼歯を抜いたのですが、再治療する際に
    (上の歯も抜かなくてはいけない等の)影響はあるのでしょうか?

    次に、術前矯正では上下同時に矯正装置を装着するなのでしょうか?前の矯正では最初は下のみでしたので気になっています。
    また、エステティックブラケットについてなのですが、
    外科矯正の初診相談で料金について尋ねると、「メタルと変わらない」と言われたのですが、掲示板などで拝見すると違うみたいですし、
    医院によって異なるものなのでしょうか?

    そして、私は顎関節症でもあります。顎関節がパキッやシャリと鳴るのを治したいのですが、再治療で可能でしょうか?

    長くなってしまいましたが、宜しくお願いします。



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▲[ 1687 ] / ▼[ 1693 ]
■1690 / 9階層)  Re[9]:
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2005/10/19(Wed) 14:43:47)
http://www.hiruma.or.jp
     <下左右の第一小臼歯を抜いた>
     始めに矯正をした先生は、矯正の専門医なのでしょうか。下顎前突症に対して、下顎のみの抜歯という治療方針は、素人的には分かりやすい発想かと思いますが、矯正臨床上はあまり行わない方法です。その理由は説明が複雑なので省略しますが、外科矯正をしようとすると、抜歯は、非抜歯か上顎のみ(通常は小臼歯)の抜歯か、上下顎(通常は小臼歯)の抜歯で、下顎のみの抜歯というのはありません。その意味からすると、涼菜さんの場合は、まず<上の歯も抜かなくてはいけない>ことになると思います。
     術前矯正にせよ、そうでないにせよ、上下同時に矯正装置を付ける付けないは、あまり重要ではありません。いずれ上下に付くだけのことぐらいに考えてください。先の矯正治療で、最初は下顎のみだったというのは、抜歯が下顎だけだったので時間の掛かる下顎から開始した、ということだと思います。
     ブラケットがメタルかエステティック・タイプかで費用が変わるか、変わらないかは医院次第です。エステティック・ブラケットの方が、メタルブラケットより基本的に単価が高いこと、壊れやすいので付け替える可能性が高い(回数が多くなる)程度の理由かと思いますが、メタルでもエステティック・ブラケットより高いものもありますので、どれを使うかで費用が変わらなかったり、同じだったりするのだと思います。<思います>というのは、当院では同じ費用だからで、他の医院の考えは分かりません。
     なお、保険診療の場合はメタルブラケットしか使えないのが決まりで、(無視して使っている所はありますが)エステティック・ブラケットの使用は違法であり、さらにその場合に特別の費用を設定していたら、さらなる違法です。社会保険庁の査察が入った場合、最悪では混合診療として全額自費負担に戻されます。
     外科矯正は、咬み合わせ由来の顎関節症に対して有効と言われていますが、パキッと鳴る音(クリック音)が消失することはありません。それを期待しても無理と思ってください。なお、コキッとかパリッという音の感じは、顎関節症の中でもあまり心配ありませんが、シャリ、ジャリという音は原因が別で、顎の骨の吸収あるいは変形という、別の顎関節症であることが想定され、その場合はいささか厄介になります。一度、あらかじめ顎関節症科の診察を受けておいた方がいいかもしれません。
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▲[ 1690 ] / 返信無し
■1693 / 10階層)  Re[10]
□投稿者/ 涼菜 -(2005/10/20(Thu) 15:41:57)
    いつもお世話になっております。
    …そうですか。上の抜歯も必要なのですね。う〜ん、つらいです(≧д≦)
    なんだか前の矯正治療って一体…と今さら思ってしまいます。

    顎関節症科についてですが、大学病院にあるのでしょうか?
    初診相談に行った医院の先生との相性は良いと思うのですが、
    まだ開院してから2,3年位の新しい所で(大学病院におられた頃はわかりませんが)
    田舎ということもあってか、まだ外科矯正の治療経験はないという部分で
    治療をお願いするか迷っています。
    それと手術の際に紹介される大学病院というのは、その病院の外科というだけでなく、
    この先生に!というところまで紹介頂けるのでしょうか?



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