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Nomal 矯正治療への不安 /かつや@東京 (05/04/24(Sun) 18:46) #1333
Nomal Re[1]: 矯正治療への不安 /晝間@ひるま矯正歯科 (05/04/25(Mon) 11:57) #1336
  └Nomal Re[2]: 矯正治療への不安 /かつや@東京 (05/04/25(Mon) 15:52) #1338 解決済み!


親投稿 / ▼[ 1336 ]
■1333 / 親階層)  矯正治療への不安
□投稿者/ かつや@東京 -(2005/04/24(Sun) 18:46:28)
    これから本格的に矯正治療を行おうと思っている40才過ぎの者です。
    私の場合、奥歯が上の左右の6番、右下の6番7番、左下の7番が虫歯で抜歯済みです。
    又、矯正のために、上下左右の4番も抜歯済みです。
    8番は抜いてはありませんが、将来的に抜歯する予定のようです。

    8 7 5 3 2 1│1 2 3 5 7 8
    ────────┴────────
    8 5 3 2 1│1 2 3 5 6 8

    上下顎前突及び歯周病(歯周病そのものは専門医で治療済みです)で下の前歯に隙間が出来て
    前に出てきてしまったため矯正を行おうと矯正医院を訪ねたところ骨の状態は
    矯正可能という判断で4番を抜歯しこれから矯正の装置を付けようとしているところです。
    右下の奥歯が無いため、矯正用の小さなインプラントを挿入して固定源にします。
    現在このような状況なので、奥歯は5番しかかみ合う歯が無く、全くと言って
    いい程、食事が出来ません。流動食で過ごさなければならないような状況です。
    抜歯を行うまでは、こんなに噛みづらくひどい状態になるとは思ってもいませんでした。
    今の先生の治療手順は、矯正後に奥歯にインプラントを挿入するということなので、
    矯正が終わるまで奥歯は何も噛めない状態すなわちほとんど食事が出来ない状態なのです。



    そこで、治療の手順についての質問ですが、
    ?奥歯6番7番の歯の無い部分を先にインプラントの歯を挿入しておいてから、
     矯正治療に入れないものなのでしょうか。素人なりに6番7番の歯は動かす
     必要がないので、先にインプラントにしておいても差し支えないような気がします
     又、インプラントの歯を固定源に矯正を行うという手順をとることは出来ないでしょうか?
     ある歯科医のホームページでは、インプラントの歯は強力な固定源として利用できるので
     先に歯を入れておいて矯正を行うことが可能ということも見たことがあります。

    ?左右とも奥歯は5番の歯しか噛み合わせが無いため噛むたびに1本の歯のみ負担が
     かかり歯がダメになってしまわないのかどうか。

    ?噛みしめる奥歯が無いため、前歯への負担が大きく矯正が思うように終わるかどうか。

    ?ひるま先生が実際に、私のような症例の患者さんを治療された経験があった場合
     食事は大丈夫だったのでしょうか。

    しかし、私の通っている歯科医では、インプラントは矯正が終わってからでないと
    入れることは出来ないと言われており2〜3年もの間、ほとんど流動食のようなもので
    過ごさなければならないのは自分にとって非常に苦痛であり、いっそのこと矯正を
    止めてもいいかなと思っております。正常な歯を4本も抜いたにも関わらずです。
    矯正中は食べづらいという事は十分に理解しているつもりですが、奥歯がこれだけ
    無い状態で始めるのにとても不安です。

    お忙しいところ恐縮ですが、治療方法についてご伝授願えると幸いです。

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▲[ 1333 ] / ▼[ 1338 ]
■1336 / 1階層)  Re[1]: 矯正治療への不安
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2005/04/25(Mon) 11:57:30)
http://www.hiruma.or.jp/
     「思い切った矯正治療だな」というのが、投稿を拝読した時の偽らざる印象です。矯正臨床歴30数年になりますが、これに参考になるようなケースを経験した記憶がないのは、多分、これまでに手を出していないからです。
     かつやさんのケースで最も大切なことは、矯正治療後の補綴(義歯やインプラントなど欠損した部位に対する終末処置)をどのようにするかにあり、そのために、補綴治療に関して信頼のおける一般歯科医と、まず矯正医が綿密に相談するところにあります。このようなケースの主治医はその補綴医であり、その先生の治療計画に沿って矯正医が<補綴前処置>としての歯牙移動を行なうのが筋です。つまり、かつやさんのようなケースは矯正患者ではなく、一般歯科治療患者であって、矯正歯科医はそれをいかにサポートできるか、という視点で考えるべきものです。
     かつやさんの矯正医が、一般歯科医とどこまで話し合いが為されているか分かりませんが、終末処置を担当する一般歯科医が了解した方針での治療であれば、かつやさんは、その一般歯科医に今の状況を相談することも必要かと思います。
     <ある歯科医のホームページでは、インプラントの歯は強力な固定源として利用できるので、先に歯を入れておいて矯正を行うことが可能>
     確かに不可能ではないでしょうが、そのためのインプラントにはかなり高額の費用が掛かり(矯正用インプラントとは別物です)、インプラントでは矯正治療中の咬合状態に対応しないため、仕上がりをインプラントの咬合位に合わせる矯正をせざるをえないこと、そして治療後に構築された新しい咬合に合わせて、再インプラントの必要が出る可能性も覚悟しなくてはいけません。
     その他のご質問は、かつやさんの実際の状況を見てみないと何ともコメントできないのですが、感覚的には、かつやさんが思っていると同じような危惧を覚えます。つまり、かつやさんのケースは矯正科単独で行なう治療ではなく、(大学的にいえば)チームアプローチ、あるいは他科との連携医療として行なうべき治療であろうと考えます。
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▲[ 1336 ] / 返信無し
■1338 / 2階層)  Re[2]: 矯正治療への不安
□投稿者/ かつや@東京 -(2005/04/25(Mon) 15:52:47)
    ひるま先生、早速丁寧な回答ありがとうございます。

    >かつやさんの矯正医が、一般歯科医とどこまで話し合いが為されているか分かりま
    >せんが、終末処置を担当する一般歯科医が了解した方針での治療であれば、かつや
    >さんは、その一般歯科医に今の状況を相談することも必要かと思います。

    もう一度、相談をしてみます。
    私自身、納得が行かなければ思い切って矯正を断念する覚悟でいます。
    自分自身、不安がつきまとう治療はこれ以上続けたくはありませんので。

    どうもありがとうございました。




解決済み!
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