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ドキュメンタリー矯正治療 / ステップ11

実際のレベリングでは、どの様に変化しているのでしょうか?

治療開始から5か月後までの変化を見ていきましょう。

調整の回数は5回、月に一度の治療となるので、5か月かけてアーチワイヤーを段階的に太くしていきました。

アーチワイヤーが太くなるに従い、アーチワイヤーたわみが少なくなり、歯の傾斜や捻転が改善されているのがわかると思います。

ワイヤーは、ステンレススチール製で、直径が0.3mmの太さのものから始まり、0.05mmずつ太くなり、5か月後には0.4mmの太さになっています。

正面からみた治療開始から5ヶ月間の変化

↓治療開始時↓
治療開始時 正面
⇒ 0.3mmのワイヤーが初めて入った状態です。かなりワイヤーが波打っているのが分かります。
ワイヤーが波打っている
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↓治療開始から1か月後↓
治療開始から1か月後 正面
 
↓治療開始から3か月後↓
治療開始から3か月後 正面
   
↓治療開始から4か月後↓
治療開始から4か月後 正面
  直径0.4mmのワイヤーが入った状態です。ワイヤーのたわみは小さく、直線的になり歯の傾斜が改善されています。
ワイヤーが直線的になり歯の傾斜が改善
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↓治療開始から5か月後↓
治療開始から5か月後 正面
⇒

右側からみた治療開始から5ヶ月間の変化

↓治療開始時↓
治療開始時 右側
⇒ 横から見てもワイヤーが波打っていることがおわかり頂けるかと思います。特に犬歯が遠心(後ろ側)に回転しているのが分かるかと思います。

ワイヤーが波打っている
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↓治療開始から1か月後↓
治療開始から1か月後 右側
 
↓治療開始から3か月後↓
治療開始から3か月後 右側
   
↓治療開始から4か月後↓
治療開始から4か月後  右側
  ワイヤーは一直線になり、犬歯の捻転も改善されてきたのがお分かりになるかと思います。
ワイヤーが直線的に犬歯の捻転も改善
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↓治療開始から5か月後↓
治療開始から5か月後 右側
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左側からみた治療開始から5ヶ月間の変化

↓治療開始時↓
治療開始時 左側
⇒ 左側も右側同様にワイヤーが波打っていることがおわかり頂けるかと思います。特に犬歯が遠心(後ろ側)に回転しているのが分かるかと思います。
ワイヤーが波打っている
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↓治療開始から1か月後↓
治療開始から1か月後 左側
 
↓治療開始から3か月後↓
治療開始から3か月後 左側
   
↓治療開始から4か月後↓
治療開始から4か月後 左側
  ワイヤーは一直線になり、犬歯の捻転も改善されてきたのがお分かりになるかと思います。
ワイヤーは一直線になり、犬歯の捻転も改善
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↓治療開始から5か月後↓
治療開始から5か月後 左側
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上顎面からみた治療開始から5ヶ月間の変化

↓治療開始時↓
治療開始時 上顎面
⇒ 前歯部でワイヤーのたわみが大きいことが分かります。また、犬歯が遠心に捻転していることが分かります
前歯部でワイヤーのたわみが大きく、犬歯が遠心に捻転している
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↓治療開始から1か月後↓
治療開始から1か月後 上顎面
 
↓治療開始から3か月後↓
治療開始から3か月後 上顎面
   
↓治療開始から4か月後↓
治療開始から4か月後 上顎面
  前歯部でのワイヤーのたわみ、犬歯の捻転が大分改善され、歯列全体がきれいなアーチ型になりました。
ワイヤーのたわみ、犬歯の捻転が大分改善され、歯列全体がきれいなアーチ型に
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↓治療開始から5か月後↓
治療開始から5か月後 上顎面
⇒

下顎面からみた治療開始から5ヶ月間の変化

↓治療開始時↓
治療開始時 下顎面
⇒
下顎はあまり大きなたわみが無いように見えますが、小臼歯の近心傾斜(前方への傾斜)が強く注意が必要です。

小臼歯の近心傾斜(前方への傾斜)が強く注意が必要
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↓治療開始から1か月後↓
治療開始から1か月後 下顎面
 
↓治療開始から3か月後↓
治療開始から3か月後 下顎面
   
↓治療開始から4か月後↓
治療開始から4か月後 下顎面
  前歯部でのワイヤーのたわみ、犬歯の捻転が大分改善され、歯列全体がきれいなアーチ型になりました。
ワイヤーのたわみ、犬歯の捻転が大分改善され、歯列全体がきれいなアーチ型に
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↓治療開始から5か月後↓
治療開始から5か月後 下顎面
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Dr.ヤスアキのほっと一息

矯正治療は、歯の内部にある歯髄への血管を切ることなく歯を動かしてきれいな歯並びをつくる治療です。したがって、あまり早く動かすと血管が切れてまいます。ですから、レベリングを5回おこなうだけでも5か月かかってしまうんですね。インターネットを見ていると、数か月で終わる矯正治療があるようです。私たち専門医にとってこの様な矯正治療は、非常に怪しい矯正治療と考えてしまいます。

では、矯正治療を早く終わらせることはできるのでしょうか?
実は矯正治療をすぐ終わらせるスーパーテクニックも、装置もないのです。
もし、早く終わらせる秘訣があるとするなら、治療の各ステップ毎に、きちんと目的を果たし、無駄な治療期間をできるだけ減らすことだけしかないと考えます。

メジャーリーグ年間最多安打の記録を塗り替え、262本を達成したイチロー選手に、ある記者が大記録達成の秘訣を訊ねました。
すると、イチロー選手はこう答えたそうです。
「大記録達成のために特別なトレーニングをしたわけではなく、日々のトレーニングを淡々とこなした結果が大記録につながった・・・」と。

矯正治療も、一回一回の診療をきちんとおこなうことが治療期間を短くし、きれいな歯並びをつくる秘訣だと考えます。


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