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インタビュー4/Mさん「開咬合、両突歯列、叢生、右側偏位顎

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「HPの質問コーナーはウソじゃなかった」

Kさん「HPの質問コーナーはウソじゃなかった」

矯正治療を始めようと思った理由を教えてください

写真にうつった顔がすごかったからです(笑)。私は奥歯が噛んでいる時に前歯は噛み合わない開咬という症状だったのですが、それまで自分では前歯が閉じないだけで歯並びは悪くないと思っていたんです。それが20歳ぐらいで親知らずが生えてきてどんどん前方に歯を押し続けていたようです。緩やかに進んでいったのでわからなかったんですが、その写真を見て歯並び悪いのかも! と気づきました。

小さい頃から前歯が閉じなくて、歯医者さんに行くたびに矯正をしなさいと言われていました。実際2回、矯正の初診相談に行ったこともあったのですが、その時は親に言われて仕方なく行ったというだけで、治療をするつもりはありませんでした。それと言うのも中学生の時に行った歯医者さんで、横の診療台で治療をしていた人の口からワイヤーがワーワー出ていたんです。それを見たらもう恐ろしくて(笑)。自分は絶対やらない!! と思っていました。

今回は、自分で歯並びが悪いと気が付いたのでようやく矯正治療をする気になりました。やっぱり自分でやろうと思わないとできないですね。やらされたんじゃ続かなかったと思います。それに今だから歯に装置が着いていても自分も周りの人もあまり気にしないけれど、学生の時だったら耐えられないかもしれない。やっぱり外見が気になりますからね。

医院探しはどのようにしましたか

家の近くということで場所は立川、平日は通えないので土日に診療のあるところをインターネットで探しました。もう1軒候補があって、最初のカウンセリングを受けようかなと考えていたんですが、こちらに先に来てもう決めちゃいました。ひるま矯正歯科は、ホームページに先生がきちんといろいろなことを書いていらっしゃるし、真面目にやっているという印象を受けました。きちんと治療してくれそうというところが決め手ですね。

スタッフの印象はいかがでしたか

院長先生の印象が良かったです。ホームページの質問コーナーを読んでいて、こういうのは書いているだけでウソじゃないのかなと疑っていたんですが(笑)、先生にお会いして話をしてみたら、とてもしっかりと説明をしてくださって、ああ、あれはウソじゃなかったんだと思いました。

治療はいかがでしたか

装置を着ける前に第一小臼歯を4本、矯正治療中に親知らずを2本、抜歯しました。歯を抜くということに抵抗はなかったのですが、1本がなかなか抜けなくて大変でした。根がしっかりしていたようで、メリメリと音がしたし、今考えても矯正治療より辛かったんじゃないかと思います。

矯正治療は最初の思い込みがすごかったので、やってみたらそうでもなかった。時々痛いことはありますが、それより歯を抜く恐怖感とか実際の痛さの方が強かったと思います。

矯正装置が入って不自由だったことはありますか

最初の2ヵ月ぐらいは装置が唇の内側にあたってこすれて口内炎になったり、唇がやたらと渇いたり…慣れるまではそんな感じでした。食事も柔らかいものだけ食べていましたが、それ以降は慣れてしまってなんでも食べていました。ワイヤー調整後も1週間ぐらいは痛いけど、それ以降は慣れますね。

不自由というのではないですが、最初の1ヵ月間、ワイヤーをブラケットに留めるのがゴムだったんです。そのゴムはいろいろな色があって選べるんですが、何も考えずに青にしてしまったんですね。しかもとても明るい青。初回だからまだ歯並びもガタガタなので青のゴムをするとガタガタが余計目立つんです(笑)。透明にしておけば良かったとすごく後悔しました。それ以降はずっとワイヤーで固定するようになったんですが、もうゴムはイヤだ!! と思いました。

他には、食べ物が挟まります! 誰かと食事する時はかならずお茶やお水を用意しておいて、すすぎながら食べました。とにかくワイヤーに挟まりまくるので…。ラーメンが前歯にありえないはさまり方をしたり(笑)。顎間ゴムをしているときは色がつくのでカレーは食べないとか、まあいろいろありますよ。ガムが好きなので食べられないのは不自由でしたね。装置をはずしたら食べられると思っていたのですが、リテーナー中はくっつくのでまたダメで。今はタブレットのものを食べています。

治療中は、食べられないものはないけど、食べにくいものが多いんです。装置に慣れてからは、ワイヤーにいかにはさまずに食べられるかを考えました。海草とかペットリくっつくものはダメですね。食べられるけど、恐ろしいことになっているので口を開けられない!(笑)一人で食べる時は挟み放題!ガツガツ食べていました(笑)。

ひるま矯正歯科で治療をしてよかったですか

とてもよかったです。院長先生は信念があっていいなと思います。歯医者さんは痛くなったら行くところでしたが、予防に力を入れているなんてすごいですよね。昔は歯医者さんに行きたくなかったけれど今は定期的に通おうと思っています。歯磨きもありとあらゆる歯ブラシを使って丁寧に磨いています。

人の口元もつい見てしまうようになりました。汚れている人がいたら気になりますね。テレビに出ている人でも加齢とともに歯並びが崩れてくる人がいますが私もそんな感じだったと思います。放っておいたら歯茎の状態も悪くなってくるし、治療をして本当によかったです。でももっと早く10代の頃に治療をしていたらもっとよくなったかなとも思います。今は治った状態にとても満足しているんですけど、仕上がりのきれいさが違ったのかなと。でも外見を気にしてやめていたかも。自分で納得して始めるのがやっぱり一番ですね。

改善したらよいところはありますか

予約が取りづらいことでしょうか。土日しか来られないので混んでいます。いつもは治療の日に次回の予約を取るので希望通りに取れますが、間近になって予約変更をしたい時になかなか取れないということがありました。あと夜遅い時間に来ると先生やスタッフの方たちが、疲れてるなーっていう時がありました(笑)。もちろん治療はちゃんとしてくれましたけど。

初診時の診断:「開咬合、両突歯列、叢生、右側偏位顎」

初診時の診断:「開咬合、両突歯列、叢生、右側偏位顎」

Mさんの骨格的な問題点は、上顎骨に対して下顎骨が後下方に位置しさらに右側に偏位していたこと、下顔面骨格(鼻の下から下顎の先まで)に対して軟組織が短く下顎先端オトガイ部の後退感も強い傾向を認めたこと。歯槽性(歯と歯並び)の問題点は、下顎骨が後下方に位置していることから前歯部の開咬、下顎骨が右側に偏位していることから上顎歯列正中に対して下顎歯列正中が右側に偏位していたこと。また前歯部は叢生(乱ぐい歯)を伴いながら唇側(前方)へ傾斜しているため口唇が閉鎖しづらく閉鎖時のオトガイ部付近の緊張感によりいわゆる「梅干し」ができ、側貌において口唇の突出感が顕著でした。

そこで、上下顎左右小臼歯及び親知らず(84・4、84・4)の抜歯により前歯を後退させて叢生を改善するスペースを確保し、顎間ゴムにより開咬を改善する方針としました。治療期間は30ヵ月を想定して治療を開始しました。

治療結果は抜歯により叢生が改善され前歯が後退し口唇の突出感が改善されました。また、犬歯や前歯の位置を調整することで上下歯列の正中もほぼ一致させることができました。治療期間は、ほぼ予定期間である29.9ヵ月で動的治療をすることができました。

本症例の様に開咬を伴う上下顎前突症例は、患者さんの顎間ゴムによる協力と矯正歯科医の適切なアンカレッジコントロール(大臼歯が前にこないようにする工夫)が必要になる症例です。特に顎間ゴムは装着の煩わしさから充分な協力が得られず治療期間が長引いてしまったり、充分な治療結果を得ることができない症例も経験しています。本症例では患者さんが遅刻やキャンセルもせずに治療に対して協力的な姿勢を保って頂いたおかげで質の高い治療結果を得ることができたと考えています。

動的治療後の検査において、むし歯や歯周病のリスクが減少したことを確認できました。しかし、軽度の歯肉炎を認めたため、これから保定期間(リテーナー)を通してPMTC、歯石除去で改善していきます。

開咬合、両突歯列、叢生、右側偏位顎 治療前後 写真1

開咬合、両突歯列、叢生、右側偏位顎 治療前後 写真2

開咬合、両突歯列、叢生、右側偏位顎 治療前後 写真3

開咬合、両突歯列、叢生、右側偏位顎 治療前後 写真4

開咬合、両突歯列、叢生、右側偏位顎 治療前後 写真5


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