━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010.07 vol.16 ━━
矯正歯科専門医院からのお便り
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こんにちは。
ひるま矯正歯科『ひるまだより』編集部です。
ひどい暑さが続いています。熱中症に気をつけて! というのが挨拶がわりの
ようになっていますが、熱中症について詳しくご存知ですか?
熱中症とは、高温多湿な環境で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体
内の調整機能がうまく働かなくなって発症する障害の総称です。
主な症状は、めまいや立ちくらみ、筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)などから、
頭痛や吐き気、倦怠感など。さらに重くなると、意識障害や痙攣を起こしたり、
まっすぐに歩けなくなったりします。熱射病や重度の日射病も熱中症に含まれ
ます。
熱中症にならないためには、暑さを避け涼しい服装を心掛けること、水分を
こまめに摂ること、これらが基本ですが、暑さに備えた体づくりをしておく
ことが大切だそうです。日頃から運動し、汗をかく習慣を身につけましょう!
それでは矯正歯科専門医院からのお便り、『ひるまだより』34号のテキスト版
をお届けします。
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■ もくじ
□ ライターSの患者さんインタビュー3
「口呼吸が改善! 治療をして良かった」
はじめまして!よろしくお願いします!
歯科衛生士・井本 昌美
歯科衛生士・木村 夏実
□ ヒルマヤスアキのホッとひと息 院長・晝間康明
「オーラルフィジシャンチームミーティング」
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■ 特集 ライターSの患者さんインタビュー3
「口呼吸が改善! 治療をして良かった」
◎3年間の動的治療を経て、現在リテーナー中というSさんにお話しを伺い
ました。インタビューの内容をダイジェスト版でお届けします。全文はホー
ムページをご覧ください。
https://www.hiruma.or.jp/html/interview/interview02.htm
◇矯正治療を始めようと思ったきっかけは?
◆??中学生の時に両親に勧められて矯正治療を受けようと思ったことがあるので
すが、抜歯の説明を聞いたら怖くなってやめたんです。それが大学生になった
頃、鏡を見ていて気になりだし、やろうかなと思うようになりました。
◇ひるま矯正歯科を選んだのはなぜですか?
◆インターネットで探していたのですが、ホームページに治療方針がきちん
と書かれてあったのを見て、ここは良さそうだなとピンときました。院長先生
がしっかり説明してくれたので治療を受けることに決めました。
◇治療はいかがでしたか
◆上下左右4番と親知らずを抜歯しました。抜かなくていいのかなと何となく
思っていたのですが、出っ歯だったので抜歯しないと引っ込まないよと説明を
受けてやっぱり抜くのか…と。でも最終的にこういうふうになりますよと石膏
模型やCGを見せてもらったので、ああこういうふうになるなら抜いてもいい
かなと今度はすぐに決断しました。
治療中痛いのは、ワイヤー調整後の3日間ぐらい。でも動いているなという
のがわかるので痛さも我慢できます。学生生活に影響はまったくありません。
多少滑舌は悪くなりますが、勉強にも関係ないし恋愛にも関係ない。それらに
何らかの支障があるとすればそれはむしろ自分に問題があるからでしょう(笑)。
◇治療をして変化は?
◆一番大きなことは鼻で呼吸ができるようになったことです。以前はいつも
口が開いていて口呼吸だったのが、前歯が引っ込んできたぐらいから徐々に
鼻の通りが良くなってきたのを実感しました。花粉症もひどかったのですが
軽減されて、とても嬉しいです。
◇医院の改善すべき点は?
◆待合室の本棚に、僕ぐらいの年代の人が読む雑誌がないところです! 女
性誌やファッション誌が多いので、もう少し種類を増やしてほしいです(笑)。
歯は、最初に説明を受けた通りになって満足です。点数をつけるとすれば
90点。10点は減点というわけではなく、まだ完全に終わっていないので、
これからあと一年ぐらいで100点になるかそれとも下がるのか、判断した
いと思います(笑)。
◇無事治療を終えて100点満点! と笑うSさんにお会いしたいです。もう
少し頑張って下さい!(S)
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【解説 — 院長・晝間康明】
●初診時の診断「叢生、上下顎前突(両突歯列)」
S さんは歯並びと噛み合せの改善を主訴に来院されました。症状は顎の大
きさに対して歯が大き過ぎる事が原因で前歯のデコボコ(叢生)と上下顎
前歯が前方に突出する上下顎前突(両突歯列)を認めました。特記事項と
しては上顎右側中切歯(1 番)をぶつけて欠けてしまっておりプラスチック
で形態修正されています。
治療方針は、上下左右第1小臼歯(4番)と親知らずを抜歯して顎骨内
にスペースを作り、そのスペースを利用して叢生を改善、さらに前歯を後
退させて口元の突出感を改善するとしました。治療予定期間は30 ヵ月でし
たが治療途中に大臼歯のズレが出てきてしまい38 ヵ月かかってしまった事
が反省点です。しかし、上下顎前歯は最大で10 ミリ後退し口元の突出感や
オトガイ部の緊張感が改善しています。リテーナーになってからホワイト
ニングを行い、変色した1 番のプラスチックを修復しなおしました。
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はじめまして!よろしくお願いします!
歯科衛生士・井本 昌美
4月に入社しました、井本昌美です。
私が歯科衛生士になった理由は、大学生の時に就職先を考えていた際、
・このまま企業に入っていいのか?と疑問に思ったからです。資格を持って
働いてこそ自分の成長につながり、やりたいことをやりがいを持って働いて
いけると思いました。早く社会に出て働きたいという思いと、この先必要と
なってくるであろう職業をと考えていた時に国家資格である歯科衛生士とい
う職業を見つけました。歯科について何の知識も持っていなかったので歯科
に携わる前に調べてみたところ、高齢化社会である今、高齢者の楽しみは
・話すこと?と・食べること?だということを知りました。それだけ生きて
いく上で口腔(口)というのは大切なものであることを知り、人の健康の手
助けをしていきながら、私自身も成長できるのではと思いました。そして3
月に衛生士学校を卒業し、国家試験にも受かり、このひるま矯正歯科で働く
ことになりました。
矯正歯科というと審美的なイメージが強いと思いますが、歯並びを良くす
るということは歯周疾患の予防にもつながっていくのです。このひるま矯正
歯科ではそういった取り組みをしていて、患者さんひとりひとりを大きくバ
ックアップしているという点に共感したのでこちらで働くことを決めました。
これから先生や先輩衛生士、また他の方々にも様々なことを教えてもらいな
がら、みなさんの口腔内の環境を維持、向上していくために頑張っていきた
いと思いますので、よろしくお願いします。
はじめまして!よろしくお願いします!
歯科衛生士・木村 夏実
みなさんはじめまして。4月からひるま矯正歯科に仲間入りをさせていた
だきました!! 歯科衛生士の木村夏実です。
以前は地元新潟で歯科助手や学校で養護教諭をしていました。養護教諭!?
何だろうと思う方もいると思いますが、保健室の先生です。みなさんは学校
で保健室の先生にお世話になったことはありますか? 一度はあるのではな
いでしょうか?
わたしは高等学校で養護教諭をしていました。当時、生徒と一番年齢が近
かったせいか、昼休みになると保健室はおしゃべりに来てくれる生徒でいっ
ぱいでした。
そんな養護教諭としての時間もとっても素敵な時間したが、その後歯科医
院で歯科助手という仕事を経験し患者さんと関わる日々の中で、医療の奥深
さややり甲斐を感じられるようになりました。
元々人の役にたつ仕事に就きたかった事もあり、遅ればせながら3年前に
歯科衛生士学校に入学し、今年歯科衛生士というライセンスをやっと取得す
ることが出来ました。
今までの歯科医院での経験、そして養護教諭として得ることの出来た経験。
これら今までの知識、経験を生かして患者さんと向き合っていきたいと思い
ます。どうぞよろしくお願いします!!
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■ ヒルマヤスアキのホッとひと息 院長・晝間康明
「オーラルフィジシャンチームミーティング」
7月3日から5日まで休診させていただき、山形県酒田市で開催されるオーラ
ルフィジシャンチームミーティングに今年も参加してきました。このミーティン
グは酒田市日吉歯科のように、メインテナンスで虫歯と歯周病を予防し患者さん
の口腔内の健康を守る歯科医院(オーラルフィジシャン)が全国から集まります。
参加者は年々増加し、今年は600人を超えました。
前回から講演を聞くだけではなく当院の現状を分析した研究報告を行なってい
ますが、今回は前回に引き続き、当院の予防システムが確立された2006年以
降の患者さんと、それ以前の患者さんの口腔内のう蝕(虫歯)と歯周病のリスク
を比較し、2006年以降の患者さんのリスクが減少してい
る事を発表しました。
この報告にあたり、これまで蓄積したデータを分析し、我々の予想よりも改善
している点、不十分な点の整理ができました。また発表に対して全国の歯科医師
や衛生士の方々から適切なアドバイスや応援を頂き大変有意義な発表となりまし
た。
ひるま矯正歯科の悩みは、現在の歯科保険制度では虫歯や歯周病が進行してか
らでないと保険が適応できない事、保険の限界によって質の高い治療を全ての患
者さんに提供できない事、保険と自由診療の混合診療に対する規制がある事など、
これらは全国のオーラルフィジシャン共通の悩みでもあります。根本的な解決策
は、北欧のような医療福祉の充実ですが、現在の日本の医療制度の中でも各医院
とも自分たちの利益を圧縮して設備投資や人材育成を行い、より質の高い歯科医
療を提供しようと努力しています。
このような歯科医療関係者と時間・空間・理念を共有できるチームミーティン
グへの参加はいつも私たちに勇気を与えてくれます。ひるま矯正歯科はこれから
も全国のオーラルフィジシャンとともに、患者さんの口腔内の健康を守るための
努力を続けますので応援をよろしくお願いします。
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■ ひるま矯正歯科からのお知らせ
<あなたの矯正治療体験を聞かせてください>
ひるま矯正歯科で治療中または治療を終了された方で取材にご協力いただける
方を募集しています。
● 取材は30分~40分程度、ひるま矯正歯科で行います。
● 取材内容:矯正治療を始めた理由、ひるま矯正歯科を選んだ理由、矯正治
療中、大変だったことなどなど。ひるま先生の面白エピソードなどお持ち
の方は大歓迎!! 『ひるまだより』編集部が取材させていただきます。
● 掲載媒体:ひるま矯正歯科ニュースレター『ひるまだより』・ひるま矯正
歯科ホームページ
● 掲載内容:インタビュー記事、担当医師による症例解説・写真(治療風景
・スタッフとの記念写真・症例写真など)
ご協力いただける方は、お電話かメールでお知らせください。ご協力よろしく
お願いします。
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■ 編集後記
『ひるまだより』34号では、患者さんであるSさんにお話をお伺いしました。
Sさんは鼻の通りがよくなったということですが、実際矯正治療をされた方で
そういうことを実感される方も多いようですね。インタビュー全文が掲載され
ているひるま矯正歯科サイトのインタビューページをご覧ください。
『矯正歯科専門医院からのお便り』次号は、9月末ごろ配信いたします。
お楽しみに!(S)
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◎ ひるまだより とは
ひるま矯正歯科で、隔月で発行しているニュースレターです。
下記アドレスからダウンロードできます。
https://www.hiruma.or.jp/html/newsletter_top.htm
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Copyright(C) Hiruma Orthodontic Office
Presented by オーダーメイドの矯正治療《ひるま矯正歯科》
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042(526)3376
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