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当院矯正歯科の特徴

口元の美を追求する

ひるま矯正歯科では、明確な矯正治療のゴールを設定しています

ゴールというのは、歯がまっすぐきれいに並んだというだけでなく、顔全体の中で自然な口元になっている、またその状態が維持されなければならないと考えております。

歯並びと唇の調和

笑った時、口を閉じた時に自然で調和のとれた状態を目指します。

スマイルライン(スマイル時の口唇)と上顎前歯の関係 写真1

スマイルライン(スマイル時の口唇)と上顎前歯の関係 写真2

スマイルライン(スマイル時の口唇)と上顎前歯の関係
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E-lineを結んだ線の内側に口唇が位置する

側方から口元が口唇閉鎖時(写真左)、リラックス時(写真中央)で大きな変化がない。
E-line(鼻の先とアゴの先)を結んだ線の内側に口唇が位置する(写真右)。
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緊密な咬合

歯が左右対称で連続的に並び、上下の歯が、できるだけ多くの面積で、噛み合わされる歯列を目指します。

動的治療終了時咬合関係
上顎前歯が下顎前歯の唇側に重なる位置関係
動的治療終了時咬合関係:前歯部被蓋関係
上顎前歯が下顎前歯の一部を覆う 。
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生体と調和した咬合

矯正治療によって作られた噛み合わせが長期に亘り安定することを目指します。それは身体の一部として受け入れられた、ということなのです。

動的治療終了時咬合関係
左右対称の歯軸、上下歯列正中線の一致
動的治療終了時咬合関係:左右対称の歯軸、上下歯列正中線の一致
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症例写真の初診年齢:13歳

永久歯の矯正治療(Ⅱ期)の目安

主訴
前歯部の叢生
診断名あるいは主な症状
中立咬合 叢生歯列
治療内容
オーダーメイドのワイヤー矯正装置で治療を実施します。(スタンダードエッジワイズ法)
費用の目安(自費診療)
約1,280,400円~1,472,900円(税込)
※検査料、月1回の管理料等を含む総額
抜歯部位
上下顎左右第1小臼歯
通院回数/治療期間
毎月1回/24か月~30か月+保定
副作用・リスク
矯正装置を初めて装着後は、歯を動かす力によって痛みや違和感が出たり、噛み合わせが不安定になることで顎の痛みを感じる場合があります。
歯を動かす際に歯の根が吸収して短くなる、歯ぐきが下がる場合があります。
治療中は歯みがきが難しい部分があるため、お口の中の清掃性が悪くなってむし歯・歯周病のリスクが高くなる場合があります。
歯を動かし終わった後に保定装置(リテーナー)の使用が不十分であった場合、矯正歯科治療前と同じ状態に戻ってしまうことがあります。
長期に安定した歯並び・噛み合わせを創り出すために、やむを得ず健康な歯を抜く場合があります。

顎関節症などにならないような治療

歯並びを整えるだけであれば、歯科医であれば誰でもできるかもしれません。しかし、単に歯を並べただけでは顎に負担がかかり、それまでは潜在化していた顎関節症状が顕在化する可能性が出てくると言われています。顎関節症はかみ合わせの異常だけが原因の疾患ではないため、どんなに素晴らしい矯正治療をしたとしても完全に防ぐことはできません。しかし、我々矯正医は顎関節症状が出ないよう常にチェックをし、治療をしています。

治療説明の充実

ひるま矯正歯科では、一回の診療時間が60分です

質の高い治療を提供するには、充分な診療時間が必要です。当医院では年間の登録患者数を150名に抑え、患者様の不安や疑問にお応えできるよう一人一人の患者様に十分な診療時間を確保しています。また、1回の診療時間を充分に取り、最大限の治療をすることによって来院回数を減らせるため、治療費を安く抑えることが可能です。

治療中はほぼ毎回、治療経過の写真撮影をおこない、カウンセリングルーム、各ユニットでこの写真を見ることができます。写真を見ながら分かりやすい説明を心がけています。

舌のトレーニング

上下の歯の間に舌を出す癖があったり、飲み込むときに舌を押し出す癖がある人は、噛み合わせが悪くなる可能性があります。舌癖は歯並びに大きな影響を与えるのです。

舌癖が不正咬合の一因となっている症例では、舌のトレーニングと口輪筋を鍛える器具を使ったトレーニングをおこない、後戻りしないよう指導しています。

こだわりのテクニックについて

エッジワイズ法という矯正テクニック

現在、わが国を含めて世界的に広く使われている矯正法(テクニック)は、ザッと数えても10以上ありますが、どの矯正法も完全無欠なものはありません。そして、ほとんどの矯正法は、エッジワイズ法というテクニックを土台として開発されてきましたが、その開発の視点は、矯正の質の向上よりも、診療の効率や合理性に重点が置かれているといっていいでしょう。矯正の質を落とすことなく、その中で診療の効率や合理性、審美性も取り入れながら改良されて来たのが、現在のスタンダードエッジワイズテクニックです。

スタンダードエッジワイズ

オーダーメイドの矯正装置と既成の矯正装置

当医院が採用している、スタンダードエッジワイズテクニックとは、一人一人の患者様に合わせたワイヤー装置を、矯正医自身が患者様に合わせてオーダーメイドし、歯に装着することで歯並びを整えていくテクニックです。それぞれの患者様ごとにワイヤーを曲げて治療を進めていくため、患者様の顎の形態や歯の形態に合わせた細かい調整をおこなうことが可能です。

しかし、このテクニックは技術の習熟に時間と訓練が必要なことと、一回の診療時間がやや長くなる(診療過程が多くなるため、治療期間が長くなるわけではありません)傾向にありますが、習熟したものがこのテクニックを用いることで、矯正治療後の安定性に最も影響を与える仕上がりの精度を高めることが可能です。

それに対し、矯正医の中で一番多く使用されていると思われるストレートワイヤーテクニックは、歯並び型のアーチ状に曲げられた、定型の形状記憶合金のワイヤーを歯に装着することで、定型の形状記憶合金の形に戻ろうとするフォース(力)を利用して、歯並びを整えていくテクニックです。このテクニックの最大の利点は、日本人の平均値に合わせたブラケット、既製ワイヤーを用いることで術者が簡便に治療をおこなえる方法です。しかし特殊な抜歯部位や、規格外の形態を持つ歯に対して対応できません。

矯正治療を希望する患者様は当然何らかの咬合異常を有しており、歯の形態が平均的なものから外れている症例は少なくありません。また、既製のワイヤーでは、患者様ごとの細部に渡るワイヤー調整ができないため、仕上がりの精度を高めることは困難です。仕上がりの精度は、矯正治療後の安定性に最も影響を与えるものですがストレートワイヤーテクニックでは、この点で不安が残ると考えています。

ひるま矯正歯科こだわりのテクニック

当医院の矯正歯科医は、スタンダードエッジワイズテクニックを習熟しています。

きちんとした歯並び・噛み合わせを創り上げ、矯正治療後の患者様の口腔内を健康に保つための基礎的な土台づくりをするという見えない部分にもこだわる質重視の治療には、今ある治療法の中ではスタンダードエッジワイズテクニックが適しています。

当医院がスタンダードエッジワイズテクニックにこだわるのは、このためです。

Quality of lifeを低下させる治療はおこなわない

患者様のご希望に沿った治療方法にデメリットがある場合があります

患者様は矯正治療を始めるにあたって、いろいろなご希望をお持ちです。当医院では、初診相談の時はもちろん、いつでも患者様の相談に乗り、的確なアドバイスができるよう心がけております。

ところが、患者様のご希望に沿った治療方法にデメリットがある場合があり、その通りに治療を進めることが難しい場合があります。例えば、治療期間を短くしてほしい、歯を削って治してほしい・・・など。

これらは、矯正治療が不十分な仕上げで終了してしまうだけでなく、患者様の健康を害する可能性があるものです。

デメリットを考えず、患者様のご希望を最優先した治療の弊害

医療を完全にサービス業と考えている医院が残念ながら存在します。そこでは、患者様のご希望通りの医療技術を提供することが第1で、それによってもたらされる弊害については、2の次になってしまいます。

専門的な知識の無い患者様は一時的に満足できると思いますが、これらの治療結果は専門知識を持った我々から見れば長期的に患者様の健康を害する可能性があるものです。

ただ、長期的にもたらす悪影響は患者様全員に必ず現れるものでなく、例え現れたとしても多くの患者様は「こんなものか・・」とあきらめてしまう場合がほとんどです。

ひるま矯正歯科の治療方針

当医院の望むことは、患者様の歯がきれいに並ぶということはもちろん、顔貌も改善され、健康的で精神的にも豊かな生活を送るということです。患者様のご希望に沿った治療方法にデメリットがあると判断した場合には、納得していただけるまで、言葉と心を尽くしてご説明をしております。

治療計画書を配布

検査が済むと資料を分析して、治療計画を文書にてお渡ししています。治療計画書には、治療方針、治療期間、さらに予測される治療費の総額を記載していますので、安心して治療を受けていただけます。