HOME >  医院案内 >  スタッフインタビュー >  インタビュー/歯科医師 佐藤暁丸

インタビュー/歯科医師 佐藤暁丸

予防歯科と矯正歯科
康明先生に学び、自分の道を探したい

歯科医になろうと思ったのはいつごろですか。

高校2年生のころです。私の母が4姉妹なのですが、下の妹2人が歯科医なんです。2人は一緒に福島県で歯科を経営していて、その2人に歯科医になることを勧められたのがきっかけです。そこから勉強し始めて、明海大学に入学しました。大学では歯科全般を学ぶのですが、叔母たちの歯科医院では矯正治療に関しては専門医に治療をお願いしているので、自分がそこを担当できたらという思いもあって、矯正の勉強をしたいなと考えていました。ただ、矯正専門医になるには、大学院に進む人が多いのですが、私は4兄弟でまだ妹2人は高校生ということもあって、費用の問題から大学院への進学は難しいと感じていました。それで大学を卒業した後は、歯科医師免許を取得して、大学病院で一年間研修を受け、勤務先を探すことにしました。

今年4月からOPひるま歯科 矯正歯科で勤務されていますが、経緯を教えてください。

大学5年生のときに後輩にセミナーに誘われました。山形県日吉歯科の熊谷先生から予防歯科について学んだ先生たちによるセミナーだったのですが、それまで知らなかった多くのことを学ぶことができました。予防歯科こそが本当に患者さんを守ることのできる治療であり、本物の歯科医療ができるんだと気づかされ、自分の目指す道がはっきりと決まりました。さらにそこで晝間康明先生の講演があったのですが、予防歯科と矯正歯科を結びつけてやってらっしゃる先生がいるということを知り、感銘を受けました。その後も何度かセミナーに通って勉強し、康明先生に直接お話しをさせていただく機会もあり、医院で勉強させてほしいとお願いしました。快く引き受けてくださって、今年の4月から勤務することになりました。

他の医院で勉強したこともりますか。

研修期間に4ヵ月ずつ医院をまわるので、そのときにいろいろな医院で実際に勤務し、勉強させていただきました。ある医院では歯科医院にカフェやフィットネスが併設されていました。その医院はやはり予防に力を入れているのですが、さらに内科医と連携して全身の健康を考え、健康によい食事や糖質を抑えたスイーツなどをカフェで提供しているのです。ここでは歯科の分野だけではなく、患者さんの健康を守るために、いろいろな方向からのアプローチがあるんだと学びました。

他に医院内がテーマパークのようになっている小児歯科にも見学に行ったことがあります。診療室にお姫様がいて、問診票を書いたらお姫様に届けに行くとか、治療までの流れが楽しめるようになっていて子どもたちに人気でした。子どもたちが楽しんで治療を受けられる工夫が随所にされてあって驚きました。また、保険診療のみを扱う歯科にも研修に行きました。むし歯になったところを削って治し、痛くなったらまた来てねというごく一般的な医院です。ひとりひとりに時間がかけられなくて、患者さんが治療の内容を把握できているのか疑問が残りました。さまざまな特徴のある歯科で勉強して、やはり患者さんの健康を守ることができる予防歯科の道に進もうと強く思いました。いずれも東京の医院ではないのですが、自分の将来を考えるうえで大変勉強になりました。

現在どのような仕事をしていますか。

まだまだすべてがこれからという感じですが、現在は当院がどのように動いているか、一日の流れを把握するところからやらせていただいています。他には直未先生の治療の助手につかせてもらいながら、患者さんへの治療内容の伝え方などを学んでいます。正直なところは一般歯科治療やメインテナンスの現場、矯正治療など、早く勉強したいという気持ちもあるのですが、やはり予防歯科という土台をしっかりと作ることが重要なので、焦らずにひとつひとつ勉強したいと思っています。

将来の夢、目標を教えてください。

私は小さいころから、むし歯が多くてずいぶん治療をしてきました。患者さんにはこうなってほしくないという思いがあり、むし歯にならないためには予防が大切だということを伝えていきたい。自分自身、歯ってこんなに大事なんだと、歯科の勉強をするようになって初めて理解しました。患者さんの表面的な健康ではなく、本当の意味での健康を考え、病気になったら治療するのではなく、病気にならないようにするという考え方ができる人たちを増やしていきたいと思っています。

また、私は趣味で音楽をやっていて、学生時代は軽音学部に入ってバンド活動をしていました。当時、関東の私立医科大の軽音学部が参加する大会が渋谷のライブハウスであって、4年生の時に優勝しました。今はメンバーそれぞれ勉強や研修があって忙しくて活動していないのですが、作曲などは続けています。音楽を何らかの形で歯科に取り入れられないかなとも考えていきたいと思います。これから研修期間に学んだ健康へのアプローチ方法を模索していければと考えています。

予防歯科の分野を築き上げた日吉歯科の熊谷先生は、想像できないぐらいの努力を重ねてこられたと思います。先生のその努力と成し遂げてきたことが、今、自分の人生にまで影響しているということが、本当に素晴らしいなと思います。自分も他の人たちに影響を与えられる医師になりたい。そのために今は毎日勉強をしていきたいと考えています。