| <今からだと遅すぎるのでしょうか>という意味が、就職活動が始まるまでに矯正が終わるかどうかということでしたら、これはほぼ絶対に間に合いません。なぜか就職活動の始まる3年生になって、駆け込むように矯正治療を始める方が多いのですが、その方々も色々考えた末に、結局正式に矯正治療を始める方がほとんどです。 今、フライトアテンダント志望の方が二次面接までいき、就職指導の先生から「装置をはずす必要はない」といわれ、そのまま面接を受けています。ropperさんが、どうしても面接時に装置を外したければ、あらかじめ担当医に相談した上で治療に臨むことをお勧めします。また、矯正治療はいわゆる闘病とは違いますので、顔が腫れたりなどの支障は心配ありませんし、装置装着当初と違って何カ月か経っていれば、矯正装置のためにうまく発音できないなどということもまずありません。 矯正は期間の長い治療ですから、いつ始めても入試や留学、就職試験、結婚、出産など大抵何らかの出来事にはぶつかるものです。皆さんはそれを乗り越えて美しい歯ならびと笑顔を獲得してきました。 ropperさんも決心ひとつですが、一人で考えず、まずは矯正歯科専門医院に足を運んで、相談するという行動を起こしてください。 話しは逸れますが、昨日のシドニーオリンピック聖火リレーに、史上最年少の金メダリストスイマー岩崎恭子さんが、矯正装置を入れた口を大きく開いて笑顔を振りまきながら走っている映像が流れていましたが、ご覧になりましたか。今、矯正治療に対する認識はそういう時代です。
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