| 気分を損ねるような返答の書き方であったとしたらお詫び申し上げます。
そのうえで、ご相談内容から簡単ではなさそうだと判断した理由は、そもそも矯正歯科治療とは、健全な歯と歯茎（歯周組織）があって成り立つ医療であり、それを前提に歯を動かしてより良い歯列、咬合を獲得しようとする治療ですから、
＜抜歯が多く＞
とは、すでに動かすべき歯そのものが少ないこと。
＜広範囲にブリッジを架けている状態＞
とは、補綴物（ブリッジ）で多くの歯が固定されてしまっていること。そのため矯正治療には、そのブリッジをすべて外し、歯を単体に戻さなければいけないだろうこと。
＜前歯列が全体的に前に出ている＞
＜ブリッジ作成で出っ歯を目立たなくさせることは無理＞
とは、歯が前突しているのではなく、上下の顎骨の前後的関係そのものが上顎前突の形態にある、つまり骨格性の上顎前突である可能性が高いこと。その改善を仮に外科矯正ででも行なおうとしたとき、欠損歯の多い状態でそれが可能かどうか。
いただいたご相談内容を、矯正歯科的には以上のように読みましたので、通常とは異なり一筋縄ではいかないケースという意味で、難しいと書きました。
現在、海外にお住まいとのことですが、そちらの歯科で相談されたときに、矯正治療による改善の可能性についてはどのように説明されたのでしょうか。ともあれ、やこさんの矯正治療の可能性の有無を含めて、詳しい状況はレントゲン等の資料をとってみなければ何ともいえません。以上でご理解いただけたでしょうか。
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難しい状況
/ やこ (03/12/10(Wed) 10:36) #737 
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