| ご質問いただきありがとうございます。晝間康明@ひるま矯正歯科です。
ご質問の内容から、上下顎前突及び開咬を伴う症例に対してインプラントアンカーを使用して開咬のみ改善されたためにご質問のような状態(上下顎前突)にあると考えます。 そこで質問ですが開咬の治療の際には歯を抜いて治療を行ったのでしょうか? もし歯を抜かない非抜歯で治療を行ったのであれば、これから抜歯をして矯正治療を行うことで上下顎前歯が後退し口元の突出感を改善できる可能性があります。ただし、抜歯したスペースを閉じるのに時間がかかるので、再治療に約2年半の動的治療期間がかかると思われます。 治療期間を短縮する方法として外科手術により抜歯スペースを閉鎖する方法がありますが、すでに保険適応外の矯正治療を受けられているために保険で外科手術を行うことは難しいでしょう。その際の費用は、医院によって差があるとは思いますが矯正治療と外科手術を合わせて100〜200万円前後と予想します。
一方で、前歯を後退させずに現状を短期間で改善させる方法としてはご質問内容にあるようにオトガイ形成術や隆鼻術などの美容外科で対応するしかありません。美容外科の費用も医院によって異なりますが、数十万円以上は必要と予想します。
短期間かつ低料金でご希望に叶う治療方針は思いつきませんが、矯正歯科を行った主治医であれば何らかの対応ができるかもしれません。主治医にもご質問することをお勧めします。
以上、参考になれば幸いです。
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