| ひるま矯正歯科の晝間康明です。 ご質問いただきありがとうございます。また返信が遅れており申し訳ありません。
本日は休診につき自宅からの回答となり初診相談内容を確認できません。症例の具体的な内容に対する回答については5/2以降にメールで回答させていただきます。もし、初診時にご自宅用のメールアドレスをいただいていないようでしたら、info@hiruma.or.jp宛にメールアドレスをお送りください。
以下、現時点で回答できる質問に対して回答します。
質問1:スタンダードエッジワイズと、クリッピーの良い点、悪い点 スタンダードエッジワイズとは現代矯正歯科の最も基本的な治療法です。特徴としては、患者さんの歯や顎骨に合わせてワイヤーを曲げて治療を進めるので微調整がしやすく精密な仕上げがしやすいメリットがあります。一方で、ワイヤーを曲げたり、ワイヤーをセットするタイイングの技術を習得するのにに時間がかかるので技術者が育ちにくいこと、1回の診療時間が長くなり、短時間に多くの患者さんを診ることができないため経営効率は悪くなるため多くの歯科医院では採用していません。 クリッピーとはスタンダードエッジワイズの上記のような短所を克服するために開発されたストレートワイヤーテクニックに用いるひとつの商品です。クリッピーだからといって難しい症例に対応できるということはなく、タイイングをしなくて良いこと、ワイヤーが多少目立ちにくくなることがメリットと言えると思います。
質問2:乳歯抜歯後の処置(インプラントを入れるか、何もいれずにインプラント矯正で歯を並べるか) インプラントは人工物であるため、天然歯に比べて壊れたり違和感を感じたりする可能性が高いものです。したがって第1選択としては天然の歯を移動して乳歯抜歯後のスペースを閉鎖する方が良いでしょう。ただし、抜歯スペースを閉鎖する為には時間がかかるため現実的に可能かどうかは個々の症例によって判断が異なります。
以上、取り急ぎ回答とさせていただきますが詳細については追ってメールでご連絡いたします。
|