| こんにちは.晝間康明@ひるま矯正歯科です. 早速ですが質問にお答えします. 成人の矯正では,成長や親知らずの萌出など顎関係や歯列に変化を加える要件が少ないので保定期間(リテーナー使用期間)は2〜3年間が一般的と思われます.しかし,リテーナーは何年でなければならないと言うものではないので,主治医の考えによっては長期に使用する場合もあるようです.
当院のリテーナー使用期間は,基本が2年間となり希望があれば3年間までリテーナーを使用します. そもそも矯正の目的は綺麗な歯並びを創る事で,リテーナーは綺麗な歯並びを作った仕上げの装置で最終的には必要なくなる装置です.13年もの期間の使用は必要ないのではないかと考えますが,リテーナーより歯石除去を優先するのであれば主治医のお考えに賛同できます.なぜなら歯を長持ちさせるために歯石除去は歯がある限り続けなければならないものです.当院でも保定期間が終了し,矯正治療が完了された患者さんでも,患者さんが続けられる限り来院していただき,歯石除去を含めた歯のクリーニング(メインテナンス)をして虫歯と歯周病の予防を行ない綺麗な歯並びを維持しています.
これを期に,現在の主治医の考えや医院のシステムについて確認されてはいかがでしょうか?
以上,明確な回答になりませんでしたが参考になれば幸いです.
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