| 1)ホワイトニングはあくまでも審美だけが目的で、それが歯のために特別良いことでもない代わりに悪いことでもない、と思ってください。当院で、矯正前にホワイトニングを希望する方はそれほど多くありませんが、希望する動機も深刻なものでなく、<どうせなら>あるいは<折角だから>程度の認識という感覚と見受けられ、それでいいと思っています。 当院のシステムは先にお示しした通りなので、治療途中でホワイトニングを申し出られた事例がなく、もし申し出られたら特殊なケースになりますので、対応はケースバイケースになるかと思います。ただ、装置の付け替えはそんな大仰な仕事ではありませんし、結婚式や大事な面接(就職活動)あるいはオーディションなどを控えた方には、無料で一時的に装置を外しますので、歯の色で落ち込むほど悩んでいると知れば、矯正が一時停滞することを了承頂いたうえで、ご希望に添うことに吝(やぶさ)かではありません。 この対応はオフィスによって様々で、一概にどうということはいえませんが、わがままな患者ととるか、困っているなら何とかしてあげたいと思うか、すべてはそこの医院(先生)の生き方論次第であり、(当院では実例がないので)これ以上は何ともいえません。 2)先の投稿内容から、このような状況を予測してはいましたが、投稿を読む限り矯正側の責任がまったくないとはいえません。ただ、資料がないので責任を持ってコメントできませんが、<深さ1mm、直径3mmくらい凹んでいた>という吸収は、何か特別な状況下でなければ起こらない吸収で、その因果関係次第で抜歯の妥当性は変わります。 資料を見たいところですが、当該歯の抜歯か保存の是非は五分五分で、いずれにもメリット・デメリットがあったはずで、そう考えれば、抜歯で矯正が進んでいる限り、前向きにとらえた方が精神的に良いように思います。 成人矯正においては特に、非定型的な抜歯は日常的にあって、絶対という解答のない中での治療方針の決定は、矯正医が常に重く悩むところです。率直に心の内を担当医に話してみては如何でしょうか。すわ訴訟か、と身構える先生もいるかと思いますが、塾考を重ねた結果の判断であれば、説明に誠意を感じてまめ子さんも納得できるはずです。
回答は以上ですが、<一身上の都合上あえて詳しい説明は省き>という事情を察します。とり急ぎ回答をお送りしましたので、安心のために読了後にすべて<削除>されて結構です。 もし、さらに具体的なアドバイスが必要な場合は、直接メールでお尋ねください。特別にそれに対応したいと思います。
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