| 2007/09/05(Wed) 07:19:14 編集(投稿者)
ブラケットの位置づけは最終的に歯の位置を決めるものだけに、矯正治療にとっては非常に大事です。具体的には、ブラケットの深さ(高さ)と角度(傾斜)と左右的位置(中央)ですが、細かい点はその先生の用いるテクニックによって異なります(ブラケットの角度は歯根に合わせるのが基本です)。 さゆりさんは、まずその先生が用いているテクニックを知ることですが、ストレート(アーチワイヤ・テクニック)に属するブラケットは、本来ワイヤに組み込まれるべき曲げが、あらかじめブラケットに仕込まれていますので、ブラケットの位置はすべて<真っすぐに>接着されていなければいけません。スタンダード(アーチワイヤ・テクニック)の場合はその限りではありませんが、左右対称的でないということは通常ありません。 矯正を開始して一年が過ぎ、左右で明らかにブラケットの位置が異なり、歯の位置にも明瞭な差があるのであれば、さゆりさんは尋ねることに躊躇すべきではありません。先生が気分を害することなどまずないはずですが(それはその先生の人間性の問題ですから何とも言えませんが)、それでもさゆりさんは尋ねるべきです。 治療途中にブラケットを付け替えることは日常的にあることで、むしろある期間を過ぎた所でチェックし、必要に応じて(時にはかなりの本数のブラケットを)付け替えることが、良質な仕上げには必要です。
<ブラケットをつける位置はどのように決めるのか> 本来は患者さんが知らなくて良いことであり、説明も難しいことから、下記サイトの図だけご覧ください。 (閲覧を確認しましたので、サイトはクローズしました。)
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