| あこさんが帰国後どこで診療を継続するかによりますが、一般的にいえば、アメリカに比べて(大学病院を含めて)日本の矯正治療費はかなり高めです。これは土地の値段(テナント料)、人件費、物価などが反映されるためですが、国内の地域や医院個々でかなり差があるのも事実です。 矯正治療は自費診療ですから、すべては、アメリカのドクターが紹介するというその先生(医院)次第で、アメリカでの料金システムをそのまま継続することもあり得ますが、大抵は、その医院の算定費用からすでに支払われた分を差し引いた金額が、その後の治療費になるかと思います。支払い方法は医院でマチマチですので、その医院のシステムに従うか、あるいは相談で決めることになります。<大体の目安を>というお尋ねは、転院の時期と転院先が分かってから、その医院に尋ねるしかありません。 海外からの診療継続で問題になるのは、アメリカのドクターの治療術式(テクニック)と治療方針です。ことにテクニックの異なる装置の場合は、そのテクニックの矯正医を探すか、新しい先生のテクニックの装置に変える必要が生じます。転院に当たっては、このことも含めてアメリカのドクターとよく相談され、帰国に先立って早めに帰国後の矯正医とコンタクトを取っておかれることをお勧めします。
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