| ご投稿を一読して、ご心配は矯正医側の説明不足によるてくてくさんの誤解と考えられますが、その前に、掛かられているのは矯正歯科専門医院であること、10歳での治療開始は少し早いように思いますが、治療は非抜歯(歯を抜かない)ではないこと、が大前提です。 お嬢様の矯正的詳細は分かりませんが、<かみ合わせが深くほんの少し出っ歯ぎみ>というケースに対する一般的な術式は、まず最初に咬み合わせを浅くするために、上の前歯はいっとき出っ歯になります。<7月の終わりからワイヤーをつけています>ということから考えれば、歯は順調に動いているといえます。つまり、今の状況は予定通りということです。 この状態はしばらく続くのですが、ある段階に入ったら前歯は一気に後退していきます。この頃になるとそろそろ治療の終わりが見えて来ます。矯正治療が終れば、てくてくさんも治療してあげてよかったと思うはずですし、お嬢様もてくてくさんに感謝する日が来ます。今は歯の動きに一喜一憂せず、先生を信頼して長い目で治療をみつめてください。また、疑問や不安があれば、憶測だけで不満を内に秘めたりせず、ともかく担当医に尋ねることです。矯正医は、資料をもとに具体的に分かりやすく説明しますので、てくてくさんはそれで状況を正しく理解し、安心することができます。
ただ、大前提と書いた<矯正歯科専門医院であること><治療は非抜歯(歯を抜かない)ではないこと>が、そうでない場合はこの回答は反故にしてください。
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