| まず、枯コさんは<顎の骨切り手術が必要と診断された>ということですから、すでに矯正医の診断を受けていると思われますが、そうであればご質問の件はその矯正医に直接尋ねるのが一番確かですので、回答はその補足程度にお考えください。 1. 万が一、術前矯正が終わったあとに金属アレルギーのために手術ができないとなると大変ですから、皮膚科あるいは外科を担当する医師のところで確認することが先決ですが、金属アレルギーは、金属すべてに対してアレルギーを起すものではないので、固定する金属にアレルギーを起すかどうか、まずはキチンとバッジテストを行なうことです。 この問題はインプラント(人工歯根)などの場合にも当てはまることから、その材質は、生体親和性に富んだチタンなどの金属合金を用いてその危険性を排除していますので、金属アレルギーのために外科手術ができないという可能性は少ないように思います。 ただ、外科矯正は保険が適用になりますが、その際に使用されるブラケット(矯正装置)は金属のみしか使えませんので、その点の方が重要なポイントになるかと思います。
2. これについては過去に何度かお答えしておりますので、過去ログから<転医>をキーワードにして検索、参照していただきますが、矯正専門の医院であれば、患者さんに迷惑を掛けることなく診療を継続して貰えるようネットワークを持っていますから、この問題は、枯コさんの掛かられる先生(医院)次第ということになります。
3. 差し歯を動かせるか(矯正できるか)どうかというお尋ねであれば、これは動かせます。しかし、差し歯をどうするかというお尋ねであれば、これは矯正の治療方針によって決まりますので、枯コさんの掛かられる先生に聞くしかありません。 <どのような方法で>というお尋ねの回答になるかどうかわかりませんが、歯牙の移動方法は差し歯であっても健全な歯であっても何ら変わることはありません。
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