| 2010/06/24(Thu) 09:38:04 編集(投稿者)
こんにちは、外出先からの回答となります。 ご質問の内容の診断であれば、I期治療で前歯部の下突咬合・開咬合を改善し、その後成長が終了するまで経過観察を行い、II期治療で抜歯を行い前歯を後退させながら両突歯列を改善する方針は充分に理解できます。 しかし、現主治医を充分に信頼する為にもセカンドオピニオンを受ける事は良い事だと思います。新潟〜長岡であれば多くの信頼できる先生がいらっしゃいますのでご紹介が可能です。質問者さんのご住所をメールでご連絡いただければ、お近くの矯正歯科医をご紹介させて頂きます。
当院では、年間で平均300名近い患者さんが矯正治療のご相談に訪れますが、多くの方が抜歯による矯正治療を望んでおりませんので質問者さんのお気持ちは充分にお察しいたします。しかし、抜歯をしなければ治らない症例がほとんどで、そのような症例を抜歯せずに治療すると、治療後に元通りになってしまったり治療開始前より状態が悪くなる事も少なくありません。それでも、営利目的の矯正歯科医院では非抜歯治療が特殊な技術であるかのように喧伝し、患者さんに被害を与えています。このような患者さんはかなりの数に上ると予想しており、当院ではおよそ1割の方が他院での矯正治療後の再治療です。お嬢様にそのような負担をさせない為にも安易な非抜歯の治療法を選択せず、信頼できる矯正歯科医の長期的な管理の下治療に臨まれる事をお勧めします。
では、メールをお待ちしています。
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