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Nomal 顎変形症と保険適応について /佐藤正人 (08/03/22(Sat) 16:45) #3469
Nomal Re[1]: 顎変形症と保険適応について /佐藤正人 (08/03/22(Sat) 21:05) #3470
Nomal Re[1]: 顎変形症と保険適応について /晝間/ひるま矯正歯科 (08/03/23(Sun) 16:03) #3472


親投稿 / ▼[ 3470 ] ▼[ 3472 ]
■3469 / 親階層)  顎変形症と保険適応について
□投稿者/ 佐藤正人 -(2008/03/22(Sat) 16:45:25)
    初めまして佐藤と申します。宜しくお願い致します。私は上顎前突でいわゆる出っ歯です。昔からそのことでからかわれコンプレックスとなっています。思い切って矯正をしようと決断し、まずは近所の矯正歯科に相談をしに行きました。その頃は矯正についての知識がまったくなく先生に伺えばなんとかなるだろうという軽い気持ちでいました。しかし、実際に話を聞いても殆ど理解できず、唯一わかったのは矯正して歯自体は動いても骨は動かないということでした。そこで自分がいかに浅はかだったのかと同時に愕然としました。骨が動かない=口元が引っ込まない。これでは根本的な解決にはならないからです。そんな時このホームページを拝見させて頂き、外科矯正というものの存在を知りました。そして、手術のメリット・デメリット、顎変形症について、保険診療、保険適用には厳格な規定があり顎口腔機能診断機器設置機関でしか行えないことなど色々と学ばせて頂きました。
    前置きが長くなり申し訳ありません。そこで質問なのですが、現在私は顎変形症の外科手術を受けたいと考えています。そこでネックになっているのが高額な治療費です。先生も値段で判断してはいけないということを再三仰っておられ、重々理解してはいるのですが、外科手術に関して保険適応と不適応ではあまりに差がありすぎて、不適応と判断された場合は諦めなくてはならないのが実情です。私はまだ審査的なものは受けておりません。どうすれば適応不適応が判断されるのか、保険医療機関で検査してもらえばはっきりするのでしょうけれど。その機関に属した医院がどれだけあるのかはわかりませんが、その審査というものは統一されたものなのでしょうか?例えば、あの医院では保険が不適用とされたのに、ここでは適用とされた。などといった差は生じないのでしょうか?
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▲[ 3469 ] / 返信無し
■3470 / 1階層)  Re[1]: 顎変形症と保険適応について
□投稿者/ 佐藤正人 -(2008/03/22(Sat) 21:05:49)
    重ねての質問お許しください。
    私とほぼ同じような症例の写真があったのですが
    http://www.hiruma.or.jp/html/ue_shita.htm
    この方は保険が適応されたのでしょうか?
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▲[ 3469 ] / 返信無し
■3472 / 1階層)  Re[1]: 顎変形症と保険適応について
□投稿者/ 晝間/ひるま矯正歯科 -(2008/03/23(Sun) 16:03:54)
http://www.hiruma.or.jp
    2008/03/23(Sun) 16:55:47 編集(投稿者)

     まず、佐藤さんの(外科)矯正に対する認識にいくつか誤謬がありますので、それを正していきます。
    1)骨が動かない=口元が引っ込まない
     ということはありません。どこまでの骨を指していうかの問題はありますが、歯牙移動によって歯根を埋めている部分の骨は変化します。外科矯正でなく、歯牙移動(いわゆる矯正歯科治療)で治した上顎前突の一例を、個人的なHPにアップしましたのでご覧ください。口元は明らかに変化します。
    http://homepage.mac.com/hiruma_tokio/homepage-1/PhotoAlbum27.html
    2)顎変形症の外科手術を受けたい
     顎変形症というのは診断名(保険診療では傷病名)で、これを患者さんが勝手に決める事は出来ません。また、外科手術は治療方針ですから、これも患者さんが勝手に決めるわけにはいきません。また、仮に患者さんが希望しても、適応症でなければ手術するわけにはいきません。
    3)どうすれば(保険の)適応不適応が判断されるのか
     佐藤さんがすでに書かれているように、もし佐藤さんが上顎前突症の顎変形症と診断され、顎口腔機能診断機器設置機関を認可された医療機関であれば、矯正治療も外科手術もすべて保険適用になります。つまり、保険が適用されるには、顎口腔機能診断機器設置機関を認可された医療機関に掛かり、そこで佐藤さんの上顎前突が「顎手術を要する顎変形症」と診断されることが必要です。
    4)その機関に属した医院がどれだけあるのか
     顎口腔機能診断機器設置機関を認可された矯正歯科医院は結構あります。HPを持っているところはまず掲示しているでしょうし、行きたい矯正歯科医院に電話で尋ねれば受付が教えてくれます。昨年の厚労省通達によって、顎口腔機能診断機器設置機関(つまり外科矯正を保険でできる医院かどうか)は明確に峻別されましたので、「外科矯正を受け付けているか」「保険は適用できるか、つまり顎口腔機能診断機器設置機関かどうか」と尋ねれば、明確な返答が得られるはずです。
    5)ある医院では保険が不適用とされたのに、ここでは適用といった差
     すでにお分かりのように、この差はいつにその医院が顎口腔機能診断機器設置機関かどうかにあります。設置機関であれば保険適用、そうでなければ保険は適用できない、ということです。
    外科矯正に関するより詳しい情報は下記サイトを参考にしてください。
    http://www.geka-kyousei.com/
    http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Apricot/5273/

    6)追加のご質問ですが、このケースは副院長が医局員(大学)時代に手がけた症例ですので定かではありませんが、外科矯正に保険が適用されるようになってからの患者さんであれば、すべて保険適用のはずです。また、もし今この方が当院に来院され、治療方針が同じく外科矯正であれば保険適用になります。
[ 親 3469 / □ Tree ] 返信 削除キー/


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