| <以前にもご相談メール致しました>ということですが、調べても、少なくとも昨年中に<ゆかり>さんというハンドルネームの投稿は見当たりません。いつ、何という名前で、どのようなご相談をされているでしょうか。それとも削除したということでしょうか。先の相談内容と、それに対してどのように回答したか知りたいところです。
セカンドオピニオンとは、あくまでも別の医師(矯正歯科医)の一意見であって、それが必ずしも正しいというわけではない、ということをまず十分承知してください。ゆかりさんが、セカンドオピニオンの内容を書類にして欲しい理由は何でしょうか。矯正歯科に限っていえば、その使用目的によっては書くこともあるかと思いますが、普通はセカンドオピニオンを書類にすることはまずありません。 セカンドオピニオンとは別に矯正治療における診断書というのは、税務署に提出する事務的なものを除いて、通常は資料分析に基づく現状説明と治療方針、および装置と治療期間などについて書きますので、ゆかりさんの望む診断書的書類を作成しようとすると、初診時と同じすべての資料採取が必要であり、それなりの期間と費用が掛かることになります。 ゆかりさんが書類を必要とする理由は分かりませんが、その書類を仮に今掛かっている矯正歯科に対して反論として提出しても、所詮は「そういう意見(考え方)もあるだろうが、私は違う」といわれて、大抵は水掛け論に終わるだけです。 矯正には、矯正医の治療哲学が治療の中に入り込む矯正歯科の特殊性があり、余程の診療過誤でもないかぎり、資料の数値だけでは正邪を語れないむずかしさがあります。ゆかりさんが、たとえば判断を司法に委ねたいというほどの状況などであれば、書類の持つ<ことの重さ>から、書類の作成を含むセカンドオピニオンは大学(という権威)に頼むしかないと思います。
|