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Nomal 下顎前突症の手術を受けて /まゆ (06/03/04(Sat) 15:42) #1924
Nomal Re[1]: 下顎前突症の手術を受けて /晝間@ひるま矯正歯科 (06/03/05(Sun) 18:43) #1927
  └Nomal Re[2]: 下顎前突症の手術を受けて /まゆ (06/03/07(Tue) 00:18) #1936


親投稿 / ▼[ 1927 ]
■1924 / 親階層)  下顎前突症の手術を受けて
□投稿者/ まゆ -(2006/03/04(Sat) 15:42:11)

    はじめまして。

    約5年前、20歳のときに下顎前突症の手術を受けました。
    ここ1・2年、手術をした下(下顎)の歯の歯茎がやせてきて
    歯の根元のほうまで見えるようになってきてしまいました。
    上の歯と比べると差は歴然です。
    術後5年でこんなに歯茎がやせてしまって、
    これから数年で抜けてしまうのではないかと心配です。

    近所の歯科医に相談したところ
    手術で下顎の骨をずらしたためだと言われました。
    このように骨をずらしたため、
    術後に歯茎がやせていくというのは
    よくあることなのでしょうか。
    歯茎は元にもどすことは難しいと言われましたが、
    今後の対応としては歯茎を傷つけないように、
    現状維持を心がけることしかないのでしょうか。

    よろしくお願いいたします。
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▲[ 1924 ] / ▼[ 1936 ]
■1927 / 1階層)  Re[1]: 下顎前突症の手術を受けて
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2006/03/05(Sun) 18:43:12)
http://www.hiruma.or.jp 
     近所の歯科医のいったという<手術で下顎の骨をずらしたため>というのは、どのような根拠があっての診断なのでしょうか。その歯科医は、これまで外科矯正をした人の下顎前歯が、まゆさんのような症状を呈するのを、何例か経験しているのでしょうか。
     当院では、これまで外科矯正で手術した症例(すべてSSRO法)を数多く持っており、その内の80%ぐらいはまゆさんと同じ下顎前突症例ですが、手術が原因でその後まゆさんのような症状を現出したケースは、記憶にありません。調べるべき文献がいま手元にはないのですが、文献的にも「外科矯正の手術が下顎前歯部の歯槽部に悪影響を与える」たぐいの記述はないように思います。
     一般的に、顎変形症(顎外科の適応症)のような強度の下顎前突者の下顎前歯部は、元々唇舌的な骨の厚みが薄いケースが多く、そのために無理な歯牙移動による矯正は禁忌とされており、その部に為害性(障害)が比較的少ない外科矯正が良い、とされています。手術方法や術前、術後の矯正のあり方、顎間固定の方法や強さなども影響を与える要因ではありますが、術後(矯正終了後?)3年過ぎた辺りから出てきたという症状を、以前の外科矯正に原因を求めるのは、いささか牽強付会(けんきょうふかい)の思いが拭えません。
     ともあれ、今のまゆさんの下顎前歯部は、このまま放置しておいて良い状態ではありませんので、外科矯正<犯人説>にこだわっているより、歯周病科の専門医の診断と処置を仰ぐことをお勧めします。できれば、いちど歯科大学の歯周病科に相談されるのが、一番望ましい選択です。それもなるべく早いうちに。
[ 親 1924 / □ Tree ] 返信 削除キー/

▲[ 1927 ] / 返信無し
■1936 / 2階層)  Re[2]: 下顎前突症の手術を受けて
□投稿者/ まゆ -(2006/03/07(Tue) 00:18:49)
    回答ありがとうございます。


    手術後からずっと下唇から下顎部分が
    軽くしびれたような状態にあり
    そのことによって歯磨きがうまくできておらず、
    (歯ブラシの感覚がよくわかりません)
    歯ぐきを傷つけてしまったのかもなといろいろ考えてしまいます。


    いろいろ気にしているよりも
    早いうちに手術を受けた歯科大学病院に行ってみようと思います。


    >  近所の歯科医のいったという<手術で下顎の骨をずらしたため>というのは、どのような根拠があっての診断なのでしょうか。その歯科医は、これまで外科矯正をした人の下顎前歯が、まゆさんのような症状を呈するのを、何例か経験しているのでしょうか。
    >  当院では、これまで外科矯正で手術した症例(すべてSSRO法)を数多く持っており、その内の80%ぐらいはまゆさんと同じ下顎前突症例ですが、手術が原因でその後まゆさんのような症状を現出したケースは、記憶にありません。調べるべき文献がいま手元にはないのですが、文献的にも「外科矯正の手術が下顎前歯部の歯槽部に悪影響を与える」たぐいの記述はないように思います。
    >  一般的に、顎変形症(顎外科の適応症)のような強度の下顎前突者の下顎前歯部は、元々唇舌的な骨の厚みが薄いケースが多く、そのために無理な歯牙移動による矯正は禁忌とされており、その部に為害性(障害)が比較的少ない外科矯正が良い、とされています。手術方法や術前、術後の矯正のあり方、顎間固定の方法や強さなども影響を与える要因ではありますが、術後(矯正終了後?)3年過ぎた辺りから出てきたという症状を、以前の外科矯正に原因を求めるのは、いささか牽強付会(けんきょうふかい)の思いが拭えません。
    >  ともあれ、今のまゆさんの下顎前歯部は、このまま放置しておいて良い状態ではありませんので、外科矯正<犯人説>にこだわっているより、歯周病科の専門医の診断と処置を仰ぐことをお勧めします。できれば、いちど歯科大学の歯周病科に相談されるのが、一番望ましい選択です。それもなるべく早いうちに。
[ 親 1924 / □ Tree ] 返信 削除キー/


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