| 「セファロの結果や治療法の選択」という言葉から、すでに矯正医の診察を受けておられるというわけですが、資料を見るまでもなく、外科矯正か通常の矯正のみかで迷うケースは、＜外科矯正に造詣の深い外科医がいるという条件で、外科矯正を勧める＞のが基本的な考えですので、りんさんの場合も、矯正医が外科矯正の可能性を示唆しているかぎり、無理して歯を動かすより、満足度の高い外科矯正の方を必ずといえるほど勧めると思います。
セファロは、レントゲン写真そのものであればともかく、結果（数値〕だけではまったくといっていいほど意味がなく、判断できません（どの矯正医も、外科かどうかの決定は、セファロのある数値がいくらだからで決めているわけではありません）。また、横顔の写真も、矯正用の撮り方で必要な角度からの複数枚があれば、それなりの判断ができるかと思いますが、それでも実物の微妙な形や動き、あるいは表情なども参考にしますので、写真だけ拝見してコメントするのは無理があります。
外科矯正しか方法がないケースは別にして、外科かどうか迷うケースは、なによりも患者さん（りんさん）ご自身の考えが大切です。先に述べたように、ボーダーラインケースは手術の方法を勧めるのが基本姿勢ですが、その理由は、経験的に治療結果に対する満足度が双方にとっても高く、予後も安定して安心だからです。りんさんが外科矯正を避けるもっとも大きな理由は何でしょうか。そこがこの問題解決の最大の焦点です。
以上のようなわけで、判断は矯正資料ではなく、結局考え方（心）の問題ですので、資料をメールでお送り頂いても仕方ありません。ヨロシクご理解ください。
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/りん (05/12/14(Wed) 17:02) #1790