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Nomal 治療中に海外転居となった場合 /さき (05/02/03(Thu) 23:55) #1223
Nomal Re[1]: 治療中に海外転居となった場合 /晝間@ひるま矯正歯科 (05/02/04(Fri) 16:32) #1224
  └Nomal Re[2]: 治療中に海外転居となった場合 /さき (05/02/04(Fri) 23:57) #1225
    └Nomal Re[3]: 治療中に海外転居となった場合 /晝間@ひるま矯正歯科 (05/02/05(Sat) 11:40) #1226
      └Nomal Re[4]: 治療中に海外転居となった場合 /さき (05/02/05(Sat) 19:47) #1227 解決済み!


親投稿 / ▼[ 1224 ]
■1223 / 親階層)  治療中に海外転居となった場合
□投稿者/ さき -(2005/02/03(Thu) 23:55:23)
    はじめまして。28歳会社員です。

    上下前突で、下の歯列がやや前に出てきている感じです。
    他院で診察を受けたところ、上下左右の歯を4本抜歯した上で治療を行うことが最善と言われました。

    抜歯も高額の治療費も覚悟の上ですが、仕事柄海外に滞在することが常にあり得るため、せっかく治療を始めても途中で中断することになっては、と心配でなかなか決断に踏み切れません。私自身としては一つの病院で最後まで治療を続けたい考えなのですが、仕事を犠牲にするのも辛いです。

    患者が海外転居となった場合、貴院では転院先として外国(米国・ヨーロッパ・ロシア)のクリニックなどを紹介して頂けるのでしょうか。
    またその際の返金システムといったものはあるのでしょうか。

    お忙しいところ大変恐縮ですが、ご回答頂ければ嬉しいです。
    どうか宜しくお願いします。


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■1224 / 1階層)  Re[1]: 治療中に海外転居となった場合
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2005/02/04(Fri) 16:32:55)
http://www.hiruma.or.jp 
     <海外に滞在することが常にあり得る>ということですが、滞在期間がどのくらいか、渡航の頻度はどのくらいかが問題です。今の時代、治療途中で留学される人は珍しくありませんが、その場合の多くは治療を中断し、帰国後に再開するのがほとんどです。
     それは、かってアメリカの留学先の大学病院の矯正科にその間の診療継続を依頼したところ、治療を先に進めず、ひと月に一遍ただ<見るだけ>で帰国してきた経験があるからで、国内でも、いずれ治療を開始した矯正医の所に戻る患者は、基本的に手を出さない所が少なくありません。いつに治療上の責任を負わないがためです。
     患者の人種がモンゴロイドかコーカソイドかで治療方針が変わりますので、容易に治療を引き受けられない要因にもなっていますが、使用する装置(システム)が違えば、全取換え(装置の付け替え)をしなければ治療が継続できませんので、同じシステムの先生を探すのがむずかしく、その地域にいなければどうしようもありません。
     矯正治療は、一つの疾病をどの先生が診てもほとんど同じ方針(同じ薬など)で治療するわけではなく、たとえば画家が富士山を描くべく下絵を描き、色を塗り始めて途中で別の画家に引き継ぐようなむずかしさがあります。ことに、さきさんが上下顎前突の抜歯症例(日本人に多い症例)だとすれば、欧米系の矯正医(矯正術式)には不得手なケースでしょう。
     米国・ヨーロッパ・ロシアといっても、広い領土の中のどこにでも矯正医を紹介できる者は多分皆無で、その地の矯正歯科学会名簿から自分で探して行ってもらうしかありません。
     転院にともなう費用の扱いはケースバイケースで、出来るだけ患者さんの不利にならない対応をとりますが、当院は前払い制度ではなく治療にそった支払い形式を採っていますので、転院にともなう返金は基本的にありません。 
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▲[ 1224 ] / ▼[ 1226 ]
■1225 / 2階層)  Re[2]: 治療中に海外転居となった場合
□投稿者/ さき -(2005/02/04(Fri) 23:57:13)
    丁寧なご回答を頂き、どうもありがとうございました。

    他院のHPを見ていると、海外に転居することになっても現地の矯正歯科医を紹介できる等と書かれてあったため、浅はかにも喜んでしまったのですが、現実としてはやはり難しいようですね。冷静に考えることにします。

    それでも海外滞在に伴いやむなく治療を中断する際、その間は器具を外すことになるのでしょうか。帰国後に治療を再開するとして全体の治療期間が当初の予定より長くなるのは仕方ないにしても、後戻りというものが起きるのか、またどの程度生じるのか心配です。

    >  上下顎前突の抜歯症例(日本人に多い症例)だとすれば、欧米系の矯正医(矯正術式)には不得手なケースでしょう。

    欧米系の矯正医(矯正術式)とは、どのようなものなのでしょうか。ご参考までに教えて頂ければ嬉しいです。

    日本人であれば国内の医院で最後まで治療を続けることが大切なのは重々承知なのですが、日本に数年間滞在できるという確実な時機を待っているうちに(或いはそういう時機が来るのかどうかもわからないまま)年数ばかり重ねていくのはとても辛いです。
    矯正治療か仕事か、どちらかを犠牲にしなくてはならないのですね。

    いろいろとすみません。どうか宜しくお願いします。

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▲[ 1225 ] / ▼[ 1227 ]
■1226 / 3階層)  Re[3]: 治療中に海外転居となった場合
□投稿者/ 晝間@ひるま矯正歯科 -(2005/02/05(Sat) 11:40:41)
http://www.hiruma.or.jp/
     <矯正治療か仕事か、どちらかを犠牲にしなくては>というお悩みは分かりますが、どちらも(特に仕事を)犠牲にすることなどありません。解決策は必ずあるものです。他院のHPに<現地の矯正歯科医を紹介できると書かれてあった>というのは確かにその通りでしょうし間違いではありませんが、これは、海外に転居し、日本には(少なくとも矯正期間中には)戻れない場合、今後の治療はまったく手を離れる場合などに転医の手続きをするのが一般的で、その場合の転院も、必ずしも現地に知人の矯正医がいるというわけではないでしょう。
     <海外滞在に伴いやむなく治療を中断する間は器具を外すのか>
     原則的には外しません。装置がついていても、口腔衛生に気をつけていれば審美的なこと以外別に問題ではありませんし、装置が壊れないかぎり治療が進行しないだけのことです。帰国次第治療を続行するために、装置はそのままにするのが普通ですが、それも滞在期間の長さが問題になるため、最初に<滞在期間がどのくらいか、渡航の頻度はどのくらいかが問題です>と書きました。
     仮に装置を外すとしたら、その間は保定装置(リテーナー)を入れますが、装置を入れたままにしておいた状態よりは戻りますので、治療期間がさらに延びるという事態は避けられません。
     <欧米系の矯正医(矯正術式)とは、どのようなものか>
     装置も術式も大きく変わるわけではないのですが、コーケイジャンはその骨格的特性から非抜歯でいいケースが多く、それに向いた装置が多用されている傾向があります。さきさんが上下顎前突(当然抜歯ケース)という日本人典型の不正咬合だとすると、非抜歯を前提に日々診療しているであろう欧米系の矯正医では治療しにくいか、構わず自分流で進めるかだろうと推測するわけです。もちろん違いをよく理解した矯正医もいますが、誰がそうであるかは知りようがないのです。

     さきさんの矯正治療は、次の渡航先がどこで、滞在期間はどのくらいかで方針が決まります。場合によれば、海外で治療をはじめ日本に転院することも可能で、帰国子女は大抵このパターンです。具体的なことが分かれば、もう少し突っ込んだ方策を考えられるはずですが、さきさんは当院に来院できるところにお住まいのようですので、よろしければ直接お話しを伺います。
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▲[ 1226 ] / 返信無し
■1227 / 4階層)  Re[4]: 治療中に海外転居となった場合
□投稿者/ さき -(2005/02/05(Sat) 19:47:11)
    ありがとうございます。
    いろいろ問題はありますが、前向きに考えていこうと思います。
    更に詳しいお話を聞きたいので、一度そちらに伺う予定にしています。
    そのときはどうか宜しくお願い致します。
    診察でお忙しいところ、どうもありがとうございました。

解決済み!
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